ガーミン245では、音楽再生機能の付いたタイプ(Garmin ForeAthlete 245 Music)と音楽再生機能の付いてないタイプ(Garmin ForeAthlete 245)の2種類が発売されています。
音楽再生機能のついたGarmin ForeAthlete 245 Musicは、ガーミン245の機能は全て網羅しつつ、音楽配信サービスと同期して、お気に入りのミュージックをウォッチに簡単に保存・再生することが可能です。
さて私自身、Garmin ForeAthlete 245 Musicを購入して実際にランニングウォッチからの音楽再生をするまで、この音楽再生機能に興味はありませんでした。
ランニング中に音楽は聞きますが、わざわざバッテーリーを消耗させてガーミン245+音楽でなくとも、スマホ+音楽で良いんじゃないの?と思っていた節があります。
販売店の店員さんからは、「ランニングウォッチで音楽が聞けるのだったら、わざわざスマホを持って走らなくても済みますよ」なんて言葉を頂きましたが、私の場合スマホを持たずに走ることが考えられません。スマホを持ってなければ緊急な電話に出られませんし、ラン途中に写真も取れませんから持たずに済むという提案には正直釣れませんでした。
余談ですが、私はフルマラソン本番でもスマホ持って走ってます。フルマラソンの際にスマホ持つ理由はスタート時やゴール時のタイミングで写真撮りたいですし、スタート前の並んでいる時間はLINEしたりツイートを楽しむ時間です^^
では、スマホを持って走る私においては、「Music機能の付いたガーミン245はそもそも必要なかったのでは?」「どうしてMusicを購入したの?」という流れになるのですが、購入当初、私がGarmin ForeAthlete 245 Musicを選んだ理由はデザインの違いからです。
写真の左側二つが音楽再生機能の付いていないGarmin ForeAthlete 245、右側3つが音楽再生機能の付いたGarmin ForeAthlete 245 Musicとなります。
右上のボタンとボタンの下(時計本体)に色付きのラインがあるのがGarmin ForeAthlete 245 Musicの特徴です。
私が購入したのは一番右側のBlack Redです。私自身黒赤が好きなのでこのデザインはドストライク。価格的に5000円高くなろうともこちらを選ばずにはいられませんでした。
購入後、せっかく音楽再生機能の付いたタイプを購入したのだから、ガーミン245での音楽再生も楽しんでみようと使い始めたのですが、想像以上に使いやすかったので、今回はガーミン245の音楽再生機能についてお話しいたします。
Garmin ForeAthlete 245 Music の音楽再生機能
まず、ガーミン245 Musicの音楽再生機能について。
ガーミン245Musicは、「LineMusic」、「Spotify」、「AWA」などの音楽配信サービスと同期して、音楽をガーミン245に保存・再生することが可能です。最大で500曲の音楽が保存できます。
※同期可能な音楽配信サービスは定期的に増えてきており、2020年6月現在下記の音楽配信サービスが利用可能です。
ガーミン245Musicに対応した音楽配信サービス
- AMAZON MUSIC
- LINE MUSIC
- AWA
- KKBOX
- DEEZER
- IHEARTRADIO
- SPOTIFY
最新情報の確認はガーミンの公式ページを確認してください。
音楽配信サービスとの同期
私の場合は以前からSpotifyを契約しており、Spotifyでいくつかのプレイリストを作っていました。
例えばフルマラソンをサブ3.5で走る用のプレイリストを作成していますが、スタートでこれを聞いてハーフ地点ではこれを聞く、38kmの一番辛いところでは陸王(Jupiter)を流して・・・みたいな。
ですので、他の音楽サービスを考える必要はなく、Spotifyとガーミン245を同期を取ることでこれまでに作成したプレイリストを活用して音楽も楽しめています。
ガーミン245Musicの便利と感じたところ
実際にガーミン245から音楽再生を行ってみて便利に感じたことは、スマホを取り出さずとも音楽を操作することが出来るということです。
これまでスマホで音楽を流していた時期は、走っている間音楽は基本流しっぱなしでした。
何かライブラリを変えたりするのであれば、一旦走るのをストップしスマホを取り出してSpotifyを立ち上げて・・・というフローが発生しましたが、ガーミン245での音楽再生の場合、腕時計のみで音楽を操作できます。
これが思いの外便利で、使い方に慣れてくると簡単な操作は走りながらでも行えます。
私がランニング中によく使うのが、曲のスキップ。
曲のスキップに関しては、ガーミン245の左下ボタンを2秒ほど長押しすると再生中の音楽が表示されますので、その画面に切り替わったら再度左下のボタンを押していく(押すと曲が次に進む)流れになります。よく聞くプレイリストだと曲順が頭に入っているので、画面を見ずにボタンをポチポチ押して曲を進めていく事ができます。
こちら音楽再生中の画面。この画面からの操作は以下の通りです。
右上のボタン:再生・ストップの操作が行える
左下のボタン:曲を進める事が出来る
左中央のボタン:音楽メニューを表示させる
次に左中央ボタンで音楽メニューを表示させると、以下の画面となります。
この画面からは、ライブラリの変更、音量の調整、曲を前に戻す、リピートのオンオフ、シャッフルのオンオフといった操作が行える流れです。
普段頻繁に使う機能が1ステップでたどり着けて、さほど使わない機能は裏に隠れているといった感じで良いですね。
再生・ストップ、曲を進めるなどはイヤホン側でも操作できますが、ランニング中にイヤホン側で操作していると、イヤホンが耳からずれたり外れたりしてしまう可能性があります。※自分の場合走っている時はイヤホンがズレないように固定しています。そのため変な力を与えて外れてしまうと修正が面倒だったりします。
ランニングウォッチ側での操作だとそういった心配が無いので良いですね。
音楽再生モードではバッテリーの減りが早い
さて、ガーミン245は235と比べてバッテリーの稼働時間が大幅に改善されました。
GPSを使用して22時間の稼働時間を誇るのが特徴ですが、音楽を使用している時はGPSおよび音楽モードで最大6時間となっています。
実際に私も試してみましたが、ちょうど6時間前後でバッテリーが切れます。
とは言いつつ、普段の練習で6時間以上走り続ける事はあまりないので、不自由することはほとんど無いと感じます。
まとめ
ガーミン245の音楽再生機能が予想以上に良いものだと改めて実感しましたので、これからも活用していきたいと思いますが、フルマラソンなど3時間・4時間かけて走る時はガーミン245の音楽再生機能を使用するか、スマホで音楽再生するかは悩みどころかもしれませんね。
サブ3〜サブ4ランナーであれば最大6時間再生(少なくとも5時間は再生できること確認済み)できますので、フルマラソンでも使用できそうですが、サブ5〜サブ6ランナーですとフルマラソン中にガーミンのバッテリーが落ちたなんて大惨事にもなりかねません。
あくまでもランニングウォッチは走った記録を残すものとしての機能を優先すべきだと思いますので、フルマラソン本番で音楽を聴きたい時はスマホ連携、普段のトレーニングではガーミン245のミュージック機能を使用するが良いかと感じます。
以上、Garmin ForeAthlete 245 Musicの音楽再生機能についてでした。
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