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【CW-X ジェネレーターモデル レビュー】効果が感激レベルで体感できるランニングタイツ

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cw-x ジェネレーターモデル

ランニングを行う上で心配になるのが、膝やハムストリング、ふくらはぎなどを痛めてしまう怪我のリスク。怪我をしてしまうと、短くて数日・長ければ数ヶ月単位で走れなくなってしまいます。

せっかく積み上げてきたものがその怪我で台無しになってしまいますので何とか避けたいものですよね。

私もこれまでに何度か怪我をしていますので、トレーニング中にこれ以上の負荷をかけたらヤバイといった信号には常に慎重になっています。

また怪我だけでなく筋肉疲労もそうです。疲労が抜けないと良いトレーニングを積み重ねることが出来なくなってきます。

私は40代中盤で、若い頃と比べると疲労の回復力はかなり落ちていてますが、タイムを縮めていく為にはそれなりに強度の高いトレーニングを継続して行う必要があり、ランニングの距離・質にはこだわるようにしています。

そんな私が普段から意識しているのが怪我の予防と筋肉のリカバリーについて。

月間100〜200km前後の走行距離で強度の高いトレーニングが少なめだった時期は、日々のプロテイン補給、できるだけ湯船に浸かる、しっかり寝ることでそれなりに回復は出来ていましたし、疲れが溜まっていれば休足すれば良い程度で考えてたのですが、月300kmを超えるようになってからはそれだけでは疲労の回復が追いつかなくなりました。

疲労を回復させないとその日その月に予定していたトレーニングが出来なくなってしまいます。とりあえず距離を積むためにジョグだけしておけば良いというものとは違いますので考えものでした。

そんな中で思い立ったのがランニングタイツ(コンプレッションタイツ)の導入です。

ランニングタイツを履くことで得られる効果としては、以下の3点が挙げられます。

  • 冬の寒さ対策・夏の日焼け・紫外線対策
  • 膝関節や筋肉のサポート
  • 疲労の軽減

※最近では疲労した筋肉を回復させるリカバリー専用のタイツや、マラソンでの記録向上を目指すランナーのために開発(股関節を安定させ骨盤前傾をキープすることで、一歩をより前へ動かしやすく、運動時の筋肉疲労を軽減させるタイツ)なども販売されています。

私は複数のランニングタイツを持って、ローテーションや用途に応じて使い分けていますが、ランニングタイツを履いてない時期と比べると、トレーニング負荷が高くなればなるほどその効果は肌で(筋肉や関節で)感じ取れるようになり、手放せなくなりました。

ランニングタイツ

履いている時と履いていない時とでは、走り終わった後、翌日の疲労具合が全く違います。ランニングタイツを履いているおかげで、例えば、

インターバル走を行なった翌日にペース走を行い、その翌日さらに距離を積む。翌日はジョグでつなぐ。

といった連続した高負荷なトレーニングが積めるようになりました。(ぶっちゃけキツいです)
これだけ違うのであれば、もっと早く導入しておけばと正直後悔するレベルで効果を体感しています。

さて、今回はいくつか使用しているランニングタイツの中でも、サポート力が圧倒的に強いと感じられるCW-Xのジェネレーターモデルという腰から脚までをフルガードしてくれるランニングタイツを紹介します。

CW-X ジェネレーターモデル使用レビュー

CW-Xについて

CW-Xはワコール社が開発したランニングタイツ。ワコールといえば下着ブランドですが、下着ブランドのワコールがなぜランニングタイツを開発したかと言いますと、あることがきっかけで、テーピングの原理をタイツに取り込もうというアイデアが生まれ、1991年に「CW-X」の初代商品が誕生したようです。近年はサポートラインのついたランニングタイツが多く販売されていますが、こういった機能性のあるランニングタイツはCW-Xが最初のようです。

CW-Xのラインナップ

CW-Xにはいくつかのシリーズがラインナップされており、ラインナップの概要を記載すると、以下の6種類。

  • サポートラインのない「スタイルフリー ボトム」
  • 股関節とひざを重点的にサポートする「エキスパート モデル」
  • エキスパートモデルに腰のサポートを加えた「スタビライクス モデル」
  • スタビライクスモデルに、さらにおしりのサポートを加えた「ジェネレーター モデル」
  • 「ジェネレーター モデル」を履きやすくした「ジェネレーター モデル レボリューション タイプ」
  • マラソンでの記録向上を目指すランナーのために開発された「スピードモデル」

また、ハーフ丈のタイプと足首までサポートするフルタイプの違いもあります。

値段的には当然サポートが多い方が高価になってきますが、私がCW-Xを選ぶ際にもっとも重要視したのがトレーニング時におけるサポート力でしたので、腰、股関節、おしり、ふともも、ひざ、ふくらはぎまでをフルフルでサポートしてくれるジェネレーターモデル一択でした。

なおジェネレーターモデルには「ジェネレーターモデル」と「ジェネレーターモデル レボリューションタイプ」という2種類があります。
レボリューションタイプの方が薄くて履きやすいというメリットもありますが、二つを履き比べたところサポート力という観点では「ジェネレーターモデル」の方がしっかりと圧着してくれるように感じましたので、レボリューションではない普通のジェネレーターモデルを選びました。

ちなみにジェネレーターモデルのパッケージには以下のように記載されています。

ひざ、腰、股関節に加え、体を支えるのに重要なお尻、ふとももの筋肉までサポート。急に止まる、スタートする、ねじるなど、スポーツ時に多い動きから体を守る。

1 腰・股関節の安定に加え、さらに、おしりをサポート
2 運動時のひざへの衝撃を軽減
3 ふともも、ふくらはぎと、ハムストリングを強力にサポート
4 タテ・ヨコにバランスよく伸縮するストレッチ素材(エラクション プロ)を使用

サポート部位:おしり、腰・股関節、ひざ、ふともも、ふくらはぎ

私が過去に怪我して現在も不安を抱えている(再発しそうになる)部位が、ひざ、おしり、ハムストリングでしたので、過去に怪我した部分をサポートしてくれるというキーワードも大きかったですね。

サイズ選び

さて、購入時に少し悩んだのがどのサイズにするか。
CW-Xのサイズ表を見ると、

S:身長155~165、ウエスト68~76
M:身長165~175、ウエスト76~84
L:身長175~185、ウエスト84~94

となっています。
私の身長は170cmですがウエストは84cmとMとLの中間サイズ。(さっさと痩せなさい)
実際に試着してみると圧着の効果もありかなりキツかったのでMかLかのチョイスで悩みましたが、店員さんから悩んだらキツ目が良いと言われてMをチョイスしました。
このMサイズで使用し始めましたが、全く問題はありません。

ジェネレーターモデルを履いてみた感想

それではジェネレーターモデルを実際に履いてみた感想です。

まず履いてみた感想ですが、これまで複数のランニングタイツ(コンプレッションタイツ)を履いていますが、その中で最強レベルで圧が高いと感じました。しっかりと締め付けられているような感覚です。

CW-Xは独自の段階着圧設計がなされておりますが、この段階着圧設計が筋肉をサポートする上で重要だと言われています。下から上へ、下から上へと筋肉が段階的にしっかりと着圧されていく感覚が特徴的で、それでいて動きづらいとかそういった印象は受けませんでした。

また、CW-Xジェネレーターモデルは私が保有している他のコンプレッションタイツと比較すると生地が厚いです。夏は暑苦しいかもしれませんが、冬は暖も取れて良いかなと感じます。

履き方に注意!


なお、CW-Xを履く際にポイントがありまして、サポートラインに合わせて履かなければ効果が減少してしまうということです。
ジェネレーターモデルの場合は、写真のように膝に当たる部分がクロスの輪になっていますので、ここに膝を当てるような形で履きます。

走行感


さてジェネレーターモデルを履いたタイミングではかなりの圧着効果のため動きづらさを感じるのですが、実際に履いて動き出してみると動きづらいという感覚は一切なく、装着していることに対してのストレスはほとんど感じずに自然と走れているように思えます。

CW-Xジェネレーターモデルを履いたことによる効果を感じるのが、履いたタイミング。走っている途中。そして走り終わった後です。

履いたタイミング

筋肉疲労がない状態で履いてもその効果効能はわからないものですが、筋肉が疲労している状態で履いてみると明らかに違いがわかります。
履いてない時は筋肉痛で動きづらかった筋肉や関節が、ジェネレーターモデルを履いた途端スッと痛みが和らいで動くような感覚を得られます。嘘のように思えますが本当の話で段階着圧って凄いな〜と感じます。

先日も負荷の高い短距離走を行う機会があったのですが、普段使わない筋肉を使ったせいかかなりのダメージを受けました。リカバリージョグして血行を良くしておかないと翌日に響くなと感じたので、イベント後にジョグをしようと思ったのですが、筋肉ダメージが酷く立ち上がることもままならないような状態でした。

そういった状態でもCW-Xジェネレーターモデルを履いてみると、スッと筋肉の痛みが抜けて自然と動け走れるようになります。変な薬を使ったの?と思えるほどの変わりようで驚きました。

走っている最中

走っているときに感じるのがCW-Xならではのサポート力。
私の場合は膝の守りの部分で恩恵を感じており、膝に負荷のかかるような着地をしてしまった時に守られていることが伝わってきます。履いていない時であれば、「やばい、膝にダメージ与えたかも・・・」というシーンでも不安になる感覚が非常に少ないといえば良いでしょうか。

なお、他の方のレビューで足が上がり走りやすくなったと感じるといったコメントを見かけますが、正直自分には分かりませんでした。走りづらいとは感じませんし、早く走ろうと思えば早く走れますが、ジェネレーターモデルを履いたからといって早くなることは無いと感じます。

走り終わった後

10km走った時の疲れ具合、20km走った後の疲れ具合、またスピードを出した時、出さなかった時の疲れ具合はなんとなくイメージが付いていますが、ジェネレーターモデルを履いている時と履いてない時では疲労感が全く異なります。

脱いだ瞬間に違いが分かりますし、それ以上に違いを感じるのが翌日の朝起きた時の疲労感。前日の疲れをほとんど持ち越さずに朝を迎えられますので、筋肉や関節の疲労を気にせずに負荷の高いトレーニングに挑めるというのは本当に大きいです。

ランニングタイツを履かない方がトレーニング効果が高い?

ランニングタイツを履く前、私が気にしていたことです。またネットを見ていると同じように気にされる方が多いように見受けられます。ジェネレーターモデルなどランニングタイツを履くことで足をサポートして疲労を軽減してくれるので、履かずに疲れた方がトレーニング効果が高いのでは?という意見で一理あるようにも感じます。

しかし実際に履き始めて感じたのは、ランニングタイツを履くことで強度の高いトレーニングを継続して出来るため、結果的に履いた方がトレーニング効果が高いのではということです。

また、フルマラソンを早く走るために鍛えるのは足だけでなく心拍も追い込んでいく必要があります。疲労が残っていると心拍高めのトレーニングを継続して出来ませんので、心拍を鍛えていく意味合いでも履いた方が良いのではと感じます。

まとめ

以上、CW-Xのランニングタイツ ジェネレーターモデルのレビューとさせていただきますが、効果が素晴らしすぎて正直もっと早く導入すればよかったと感じています。

私の場合はトレーニングをし続けたいから使用していますが、まだ足の出来ていないランナーには足をサポートする意味でぜひ使ってもらいたいですね。

おすすめです。

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lifelog

フルマラソン3時間9分。サブ3を狙って毎月250〜300km走っている市民ランナーです。

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