ナイキテンポネクスト%が寿命を迎えたので耐久性を解説・新品と劣化後では全く異なる走行感

3 min 2,586 views
ナイキ テンポネクスト%

ナイキのカーボンプレート搭載の高速ランニングシューズ、アルファフライの練習用シューズとして発売されたナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%。

購入して350km程度の走行で一定の寿命を迎えましたので、耐久性をレビューします。

新品と劣化後で性能が全く違う・気持ちよく走れるのは200〜250km前後まで

先にお伝えしますが、テンポネクスト%は、新品の状態と耐久性が落ちたあとでは全く性能が異なってきます。

購入時のレビューで書きましたが、新品状態のテンポネクスト%のクッション性と反発性は素晴らしく、練習用シューズとしてだけではもったいなく、〜サブ3.5ランナーまでの本命シューズとして活躍できる性能を持っています。

しかし、耐久性を失ったテンポネクスト%は本当に悲惨で、反発性がなくなりただただ柔らかいだけのシューズになるのですが、その柔らかさを例えると「泥沼の中を走っているような走行感」です。

沈むけど跳ねないので、走るのに体力を使わざるを得ません。

当然タイムも落ちますし、テンポネクスト%を履いて走るのが嫌になるレベルです。

気分転換にアルファフライなどを履くと、全く違うバネのような反発力で走れて違いを体感することができます。

アルファフライとテンポネクストでは着地ポイントが同じなので、それをトレーニングと捉えるのもアリかもしれませんが、怪我にも繋がりそうですので私は履くのをやめました。

ちなみに私が感じたテンポネクスト%の寿命は350km程度。

200〜250km前後で新品の頃の性能や恩恵が感じられなくなり、300km前後からは反発が無くなり走るのが辛いシューズ。350kmで履くのを辞めたという感じです。

テンポネクスト%の耐久ポイントは3つ

テンポネクスト%の耐久性を考える上で、見るべきポイントは三箇所あります。

  • アウトソールの減り具合
  • ミッドソールのクッション・反発状態
  • zoomエアポッドの状態

テンポネクスト%の素晴らしい走行感は上記3つのバランスの上に成り立っている訳ですが、距離とともにそれぞれの劣化が進み性能も落ちていきます。

アウトソールの減り具合

350km走ったテンポネクスト%のアウトソール

上の写真は350kmの走行を終えたテンポネクスト%のアウトソールです。アウトソールの状態は全体的にはまだまだ頑張れそうですが、よく見てみると着地ポイントのすり減りが大きいようです。

私の走り方で、フォアフットで外側から着地しますが、外側部分が削れてしまい、zoomエアポッドが見える状態になってしまっています。

zoomエアポッドが見えた状態

この状態で走り続ければzoomエアポッドもすり減って穴が空くのは時間の問題でしょう。

ミッドソールのクッション・反発状態

新品と350km走行したテンポネクスト%を横から見たところ

上の写真は、新品時と350kmを走行した際のミッドソールの比較として撮影したものですが、350km走行したテンポネクストは新品と比べるとシワが入り、また沈んで低くなっているようにも見えます。

テンポネクスト%のミッドソールは、アルファフライ・ネクスト%と同じクッション性・反発性が高いけど耐久性は低いzoomXと、耐久性を伸ばすためにリアクトフォームという素材の混合で構成されています。

走行を重ねていくと、やはりzoomX部分の反発が無くなり、ただただ柔らかいだけの素材になってしまいます。

テンポネクストのミッドソールの劣化

この部分の反発性がなくなってしまうとテンポネクストならではの走りは全くできず、泥沼で足をすくわれながら走るような走行感になります。

zoomエアポッドの状態

パンクしたzoomエアポッド

最後にzoomエアポッドの状態です。私のテンポネクストは運悪く200km前後の走行タイミングで片方がパンクしてしまいました。

Zoom Airポッドがパンク!ナイキテンポネクスト%のシューズ寿命・200km走行時の劣化状態について

↑その際にアップした記事です。

もう片方のzoomエアポッドもパンクしてしまうのかな?と思いながら走ってましたが、350km走行時点ではまだパンクしていませんでしたので、運悪くハズレを引いてしまっただけなのかもしれません。

とは言いつつ、アウトソールが削れていけば次に削れるのはzoomエアポッドな訳ですから、一定の距離を走ればzoomエアポッドも削れて穴が空いてしまうことは明らかでしょう。

ちなみにzoomエアポッドに穴が開くと、着地のタイミングの度にプシュプシュと空気が抜ける音がします。

走っててちょっと恥ずかしいですし、空気が抜けて反発も殺されてしまう感覚ですから気持ち良いものではありません^^;

まとめ

ナイキテンポネクスト%は、購入から200km前後までは高いクッション性と反発性能を味わえる素晴らしいシューズですが、200km〜250kmで劣化が目立ち始め、300km前後では疲れるから履くのも抵抗を感じるシューズになってしまいました。

自分は350kmで打ち切りましたが、粘って履いたとしても400kmが限界でしょう。

またヒール着地のランナーであれば、フォア側の消耗は少し抑えられる事からもう少し耐久性は伸びると思います。(私のテンポネクスト%のヒール部分は新品同様に元気です)

どちらにしても一般的な薄底シューズと比べると、新品時と劣化時とで性能のギャップが有りすぎて驚かざるをえません。

アルファフライと同等の着地感覚が得られますので、アルファフライの練習用シューズという観点では良いと思いますが、一般的にイメージする600km〜800km走れる耐久性の高い練習用シューズと比べてはいけないシューズだと感じました。

これから購入する方は、この点を考慮した上で検討されると良いと思います。

lifelog

フルマラソン3時間9分。サブ3を狙って毎月250〜300km走っている市民ランナーです。

カテゴリー:
関連記事