ナイキの厚底シューズ、(正式名称ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%、略称:ネクスト%)を履き始めて650kmの走行となりました。
ネクスト%は元々本番レース中心に履くシューズだったのですが、コロナの影響でレースが開催されなくなってしまってからはスピード練習用の日常シューズとして愛用しています。
ネクスト%の寿命は400kmと聞いたことがあり、その400kmを大幅にオーバーしてしまっていますが、現状どんな感じになったのかをお伝えできればと思います。
ナイキネクスト%を650km履いてみて
外観と履き心地
まず、外観的な劣化はあまり見受けられません。日々履いているから気づかないだけなのかもしれませんが、ソールから上の見た目的な部分はさほど形崩れもなく、劣化した部分も感じられません。
少し劣化したと感じるのが履き心地です。
シューズを履いた時点ではほとんど気づかないし、走ってても気づかないことなのですが、私、寿命で劣化したシューズを履いていると、シューズと足との設置面がずれてしまうのか、足の裏にタコができてしまう癖があります。
最近になってタコができ始めたことから劣化を感じ始めた次第です。
ソール
さて、見た目に劣化が分かるのがソール部分です。
着地する足裏の甲外側がすり減ってしまい、中のカーボンプレートが見えるようになってしまいました。
黒い部分。これが話題になったカーボンプレートですよね。
包み込んでいるソール部分はふわふわしていますが、カーボンプレート部分は体重を跳ね返すだけあってガチッとした感じがします。
走り心地の変化
さて、これらの劣化に伴い走行感がどう変わったかというと、まず感覚的に分かるのがグリップ力がなくなりました。特に雨の日は路面の状態によって滑ってしまい安心して走れる感覚がありません。
しかし、晴れの日においては全く劣化を感じられず、これだけ劣化しているのに関わらず今持っているシューズの中で一番クッション性が高くスピードが出ることは変わらないです。
もちろん新品のネクスト%と比較すると全く走行感が違うのかもしれませんが、新品のネクスト%は持ってないので比較はできません。
無理して履き続けると怪我につながるので、どこかで履くのを辞めなければいけないのですが、ここまで履き心地が気に入ってしまうと履き辞めるタイミング難しいですね。
以上、ナイキズームXヴェイパーフライネクスト%の寿命についてとさせていただきます。