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【R×L WILD PAPER5】圧倒的ドライ感!めちゃ高いけどお値段以上!話題になっている紙糸素材のランニングソックスをレビュー

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WILD PAPER5

ここ数年話題となっている「紙糸」という素材を使って作られたランニングソックスをご存知でしょうか?

紙糸というのは、和紙を細く切り縒って作った糸で、元々はふすま・装飾用布・帽子などに用いる糸です。この紙糸を使って作られたランニングシューズが近年注目を浴びており、今回レビューする「R×L WILD PAPER5」や、C3fitの「ペーパー・ファイバー・アーチ・サポート・ショート・ソックス」など、いくつかのブランドにて開発・販売がが進められ人気商品になっています。

紙糸で作られたランニングソックスの特徴は、他のソックスとは圧倒的に異なるドライ感。そして高耐久性です。シューズの中での蒸れにくく、また、長く使えるというものです。

ただし、普通のランニングソックスと比べると信じられないほど高いです。

私のこれまでの感覚ですと、ソックスって3足で980円が基本だったんですよね。それがランニング専用になると1足で1,000〜1,600円もするし、中には2,000円オーバーのソックスも普通に販売されています。

最初の頃は、ソックスの高額さに驚き、1足購入するのに頭を抱えていました。

とは言いつつ、一度ランニングソックスを体験すると普通のソックスには戻れません。

ランニング専用のソックスを履かないと、足の裏にタコができてしまったり、爪が干渉して怪我につながってしまったりなど足のトラブルがつきまといます。専用ソックスならそういったトラブルをカバーしてくれるので、1,000円、2,000円という高いお金を払って専用ソックスを使い始めたのです。

さて、今回私が購入したR×L WILD PAPER5のお値段は、これまで購入してきた高額ランニングソックスのお値段記録をサクッと塗り替えてくれました。

3,000円近いランニングソックスって・・・笑

しかもこちらのパッケージに掲載されているグラフを見てください。

拡大します。

クッション、サポート、厚み、丈、耐久性が示されているのですが、、、弱そうな感じしませんか?

3,000円のランニングソックスが示すグラフってどれくらい凄いのかと期待してしまうのですが、正直あまり大したことありません。

パッケージを最初に見たときは、このグラフにショックを受けたくらいです。苦笑

とは言いつつ実際に履いてみると、他の靴下では絶対に感じられない爽快なドライ感を得ることができ、日々の練習ではこの紙糸ソックス以外履きたくないと思えてしまうほどの素晴らしさでした。

履き心地を紹介いたします。

R×L WILD PAPER5 紙糸素材のランニングソックスレビュー

WILD PAPER5

特徴

紙糸素材で作られたランニングソックス、R×L(アールエル)WILD PAPER5。型番はJP-2000というモデルです。

ソックスの売りであるメーカーのキャッチコピーを箇条書きにしますと、

  • 高強度・高ドライの紙糸ソックス
  • 雨、泥、沼、川、水、汗など様々なコンディションで力を発揮。
  • 梅雨や台風の時期は、特にお勧め
  • RUNやTRAILだけでなく通勤・通学にもお勧め
  • グジュグジュ感がありません。
  • 暑い日にも力を発揮し、紙糸のため靴の中が涼しく感じる

R×L公式販売サイト

一般的なランニングソックスのコピーといえば、フット感であったり、土踏まずをサポートする機能であったり、滑り止めを防止する機能であったり、またテーピング機能であったりと走りをサポートするためのコピーが並んでいるわけですが、WILD PAPER5にはそういったことがメーカーサイトにも書かれていないんです。

R×Lといえばランニングソックス業界でも最大手ですから、走りやすさを追求したソックスをこれまでにたくさん販売してきているわけですが、走りやすさよりもドライ感や耐久性をメインにPRされたソックスってある意味すごいですよね。※アーチサポート機能はついています。

しかし、パッケージからソックスを取り出してみると、履く前から他のソックスとは異なる素材感を感じさせられます。

一般的なソックスでは味わえない手触りでとにかくサラサラです。サラサラというかザラザラというか、紙糸という素材を知っていたわけではないですが、確かにこれは紙糸なんだなという事を感じさせてくれるのです。

履き心地

実際履いてみると、他のソックスとの違いが分かり、さらにシューズを履いて実際に走ってみると圧倒的な違いに驚かされます。

暑くても何キロ走っていても群れる感覚が一切なく、あまりにもドライ感が素晴らしいので、走行中に親指と人差し指を擦り付けたりしてみるのですが、ずっとサラサラな状態で走り続けられます。当然汗はかいているので、紙糸素材がしっかりと汗や水分を吸収してくれているのでしょう。

ドライ感を売りにしているソックスはこれまでいくつも履いてきましたが、紙糸がここまで違うのかと感じさせられました。


また、紙糸素材で作られているだけでなく、細部までこだわった通気性になっているようです。

なお、耐久性に関しては購入して数回しか履いていないため確認できていません。数百キロ使用した後に追記したいと思います。

まとめ

WILD PAPER5
グリップ力などは他のソックスと比べると弱いですし、締め付けも強い方ではありません。そのためランニングソックスをフルマラソンで良い結果を出すためのツールと考えたときに、WILD PAPER5が正解かどうかというと、そうではないと思います。

しかし夏場や雨天時などウエットな状態で走るときはドライな状態の方が心地よいわけで、そういったシーンでは間違いなく威力を発揮するソックスです。

夏場の練習などでは間違いなくお勧めですし、できればランニング以外の普段の生活においてもずっと履いていたいと感じさせられたソックスです。ソックスを脱いだ後も爽快感が違いますので、ランナーだけでなく普段から足の蒸れやすい方々にもお勧めなのでしょう。

一般的なソックスのカテゴリで言えばお値段可愛くありませんが、お値段以上であること間違いありません。

lifelog

フルマラソン3時間9分。サブ3を狙って毎月250〜300km走っている市民ランナーです。

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