CW-X スピードモデル レビュー・履き心地・走行感・耐久性・2XU MCSとの比較も!

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スピードモデル ハーフタイツ

履き心地がずば抜けて良く、そして走りやすいと話題になっているランニングタイツ、CW-Xのスピードモデル(SPEED Model)ハーフタイツです。

CW-Xはこれまで「テーピング原理の応用」により、股関節からふくらはぎまでの筋肉と関節をサポートするタイツを開発してきましたが、このスピードモデルは「マラソンでの好タイムを狙って開発」されたランニングタイツ。

股関節を安定させ骨盤前傾をキープすることで、一歩をより前へ動かしやすくするとともに、マラソン後半でも正しいランニング姿勢を維持させる事で筋肉疲労を軽減し、好タイムを狙うというアプローチのもと開発されています。

今回は、CW-X史上最速とうたわれる「スピードモデル(SPEED Model)のハーフタイツを、同じく走りやすいと定評の高い2XU MCSと比較しながらレビューします。

フィット感のレベルが高く履き心地が素晴らしい


スピードモデルのハーフタイツを履いて真っ先に驚いたのは、他のタイツでは体感したことのない心地の良いフィット感と、肌触りの気持ちよさです。

使用されている素材は、セーレン社の「Flex Move」という素材で、特殊編み技術による全方向均一なストレッチ性を有しており、高い伸度とキックバック性により肌へのフィッティング性が優れた素材です。

またスピードモデルは、裾がフリーカッティングとなっています。つなぎ目なくタイツから足へと移行されるため、足とタイツとの一体感が非常に高いのです。

下は2XU MCSのハーフタイツ。

2XU MCSは裾に縫い目があるため、当然ですがタイツを履いている感覚があります。2XUだけを履いていれば全く違和感を感じずフィット感も良く感じていたのに、スピードモデルと履き比べてしまうと劣ってしまうほどですから不思議です。

この素材のフィット感は他のランニングタイツで味わえるものはなく、一度履いてしまうと別のランニングタイツを履く日のモチベーションが落ちるレベルです。

また、タイツ自体がデザインされていて、タイイチで(このタイツだけで)走っても違和感なく走ることができます。

サイズとサポート部位を2XUと比較

続いてサイズやサポート部位についてもスピードモデルと2XU MCSの違いも紹介します。

同じハーフタイプのランニングタイツでも丈の長さが異なっており、スピードモデルの方が短い作りになっています。

実際に履いてみます。

2XU MCSはひざの近くまでカバーするのに対して、スピードモデルはひざ上までの長さになっています。

走りやすさにどう影響が出るかといえば、単純にカバー部分の短いスピードモデルの方が足を自由に動かしやすいです。

続いてサポート部位。

スピードモデルがサポートする部分は腰、股関節、腹圧。それに対して2XU MCSは脹脛(ふくらはぎ)の振動を防ぐ筋肉ホールドスタンプが採用されています。

スピードモデルが股関節を安定させ骨盤前傾をキープすることで、一歩をより前へ動かしやすくすることを目的とし、2XU MCSは、このスタンプで筋肉をホールドし振動を防ぎ、筋肉の疲労の軽減、筋肉のダメージや怪我のリスクを軽減を目的としています。

より自由に足を動かせるのがスピードモデル、より疲れづらいのが2XU MCSという棲み分けで良いかと思います。

※2XUが足を動かしづらいかというとそうではなく、めっちゃ動かしやすいです。スピードモデルが圧倒的すぎると理解ください。

ちなみに着圧感にも違いがあり、スピードモデルはより腹部から腰にかけての着圧が高く、しっかりと固定されているような感覚に陥ります。

スピードモデルと2XU MCSの両方機能が合体したモデルが出たら良いのに、、なんて考えてしまうのは私だけではないはず。

機能性では収納力のある2XUに軍配


さてスピードモデルには無くて、2XU MCSにあるのが収納ポケットです。

2XUの収納ポケットは秀逸で、スマホ、小銭、エナジージェル、家の鍵など、ランニング時に持っていたいものを全て収納することが可能です。

左のチャック付きポケットには家の鍵と小銭を収納、真ん中にはスマホ(iPhone 11Pro Max)を収納、右側のポケットにはエナジージェルを収納できます。

本番レースでもエナジージェル多めの構成で収納できるはずです。

スピードモデルにはポケットはありませんので、別でポシェットなどを用意する必要があります。

収納力という観点では、ランニングタイツに必要なものを収納できる2XUに軍配が上がりますね。

足がスムーズに動かせられることに感動


スピードモデルを履いて実際に走ってみると、とにかく足を動かしやすいです。

素材のフィット感から走りやすいこともありますが、あわせてスピードモデルの特徴である腹部から腰回りに対してのサポート力が走りに貢献するようで、しっかりとした圧力がかかり、骨盤が固定された状態になります。

この状態により、安定して足を前に出し走り続けられるというコンセプトですが、この感覚もスピードモデルでしか体感できない感触です。

ちなみに私はロングのスピードモデルも保有しており、ロングも足を動かしやすいと感じましたが、ハーフはさらに動かしやすいです。

CW-Xスピードモデルと2XUの耐久性を比較

もう一つ購入時に考慮しておきたいのが、ランニングタイツの耐久性。ランニングタイツはシューズと同じく寿命があり、一度買ってもずっと履き続けられる物ではありません。

機能性の高いランニングタイツは、タイツといえど1万円・2万円とそれなりの値段がしますから、一度購入したらできるだけ長く履きたいですよね。

私はCW-Xスピードモデル、2XU MCSのロングとハーフの4つのランニングタイツをローテーションをかけながら履いていますが、ランニングシューズの寿命は股部分のすり減りに大きく出ます。

下の写真は2XUの股部分ですが、すり減って穴が空いてしまいました。

2XU劣化

走行距離としては1000〜1500km前後です。一度穴が空いてしまうとどんどん大きくなってしまい、上の2XUはもう履ける状態ではなくなりました^^;

続いてCW-Xスピードモデルの劣化具合。

CW-Xスピードモデルの耐久性

若干、股の部分が白くなっていますが、穴は空いていません。距離としては2XUと同じく1000〜1500km程度の走行距離です。

実はCW-Xスピードモデルの特徴として、股の部分の裏地にあて布がされており、すり減りに強い構造になっています。

CW-Xスピードモデルの裏地

この辺りはさすが下着メーカーワコールならではの配慮だと感じますね。

改めてCW-Xスピードモデルと2XUでは圧倒的にCW-Xの方が耐久性が高く、長く履き続けられる仕様になっています。

CW-Xスピードモデルと2XU MCSどちらを購入すべき?

どちらも素晴らしいランニングタイツですが、それぞれアプローチする部分が異なってきます。スピードモデルはフィット感と走りやすさがずば抜けており、2XUは走りやすさと合わせてサポート力を追求しています。

 CW-X スピードモデル2XU MCS
目的
  • マラソンでの記録向上
  • 股関節の安定・骨盤前傾をキープ
  • 一歩をより前へ動かしやすい
  • 軽さと、はきごごちを追求
  • 筋肉の疲労や痛みの軽減
  • 障害のリスクを軽減
  • パフォーマンスの向上
  • 筋肉配置の改善
デザイン
履き心地
足の動かしやすさ
サポート部位腰、股関節、腹圧脹脛
疲れにくさ
収納力×
耐久性
値段14,300円(税込)11,000円(税込)

私は本番でも練習でも構わず両方をローテーションで回していますが、使い分けるとしたら、

  • CW-Xスピードモデルは本番レース、スピードを意識したトレーニング
  • 2XU MCSは疲労を残さずにトレーニングを積みたいケース

という使い分けになります。2XUは収納力もありがたいので、スマホや鍵、小銭を持ってジョグする際は本当に重宝します。

とは言いつつ両方とも素晴らしいランニングタイツであることは間違いなく、いずれもトップランナー達が本番レースで使用するランニングタイツです。

毎日走る方であれば、ぜひ両方とも試していただきたいです。

ちなみにどちらか一つを選べと言われたら、散々迷った上で、走りやすさ・履き心地・耐久性の観点からCW-Xスピードモデルを選びますね。

実際に履いたランニングタイツを比較

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lifelog

フルマラソン3時間9分。サブ3を狙って毎月250〜300km走っている市民ランナーです。

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