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【Garmin ForeAthlete 245】体の疲れ・体力残量を数値化してくれるBody Battery(ボディバッテリー)機能が面白い

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ガーミン245をはじめ、ガーミン社のランニングウォッチ・スマートウォッチの新機能として、Body Battery という機能が搭載されました。

ボディバッテリーとは、心拍変動、ストレス、アクティビティなどのデータを使用して予備エネルギー量を測定できる機能。数字が高いほど、アクティビティを実行するためのエネルギーが高いことを意味し、数字が低いほど、エネルギーを温存することを推奨するというアナウンスになるようで、体の疲れ・残りの体力を数値で表示してくれます。

数値は0から100までとなってます。

このBody Battery機能、最初はこんなランニングウォッチで自分の体力を測定できるのか?と疑ってましたが、実際に3週間ほど使用してみたところ、思いの外、体力状況が適切に数値として表示されているように感じます。

今回はこのBody Batteryについてお話しいたします。

Garmin ForeAthlete 245のBody Battery

まずこちらの下の写真ですが、2019年5月18日にガーミン245を開封して腕につけた時からの私のBody Batteryを日毎に並べたものになります。※日付は2019年のものです。

5月18日〜5月22日
Body Battery

5月23日〜5月27日
Body Battery

5月28日〜6月1日
Body Battery

グラフの左側が深夜0時、右に進むにしたがって、朝→昼→夜と進んでいくわけですが、夜寝ている時にBody Battery(体力)が回復し、昼間の活動で体力が減っていきます。これが毎日繰り返されます。
また、オレンジ色の縦線はストレスです。※ストレスのみを表示させるページもありますが今回は割愛します。

ガーミン245には光学心拍計しか付いていませんので、心拍計で体力やストレスがきちんと測れるのか?と疑問を感じますが、実際に測定をしつつ私自身の状態を見比べていくと元気な時はBody Batteryの数値が高く、弱っている時は数値が低くなっている事が確認できました。

ほんと凄いです。

Body Batteryの具体的動き

具体的に見ていきますと、以下は6月1日から6月5日までのBody Batteryです。
Body Battery

1日単位で見ていきましょう。
まず6月1日を抽出。

6月1日(土)の朝は体力的にも元気でしたので自宅から15km先にある江ノ島まで往復30kmビルドアップ走を決行した日でした。30kmランって体力がある状態でないと走る気にもなりませんが、そこにビルドアップを取り入れたのは相当元気だったのでしょう。Body Batteryは100と私の体力がしっかりあることを数値として示してくれています。

走り始めたのは10時前・走り終えたのが13時過ぎでしたが、走っている間にBody Batteryはどんどん下がっていき、12%程度まで落ちています。さすが30km走、体力使います。ちなみにフルマラソンの場合はここからさらに12kmですから、ほぼ体力は無くなると見て取れますね。

Body Battery上では走っている最中は緑色のランニングマークが表示されており、またランニング中はストレスの表示は出ないようです。
走り終わった後に少しの時間点滅の部分がありますが、ここはガーミン245を腕から外して充電している時となります。

また、16時から1時間ほどストレス0の時間がありますが、この時間は仮眠を取っていました。
この日、最終的なBody Battery は5まで下がりました。

とても消耗した日でした。疲労してしまわないように、このような日の後は一晩ぐっすり寝て身体を休めることをお勧めします。

とのアドバイス。
はい、しっかり眠ります。

続いて6月2日(日)です。

一晩ぐっすり寝たことで体力は回復しましたが、100までの回復とは行かず朝の一番高い状態で73からスタートしました。

午前中120分のLSDを行いましたが、LSDだと体力の減り方は少ないようで、前日の30kmビルドアップ走よりもBody Batteryの減り方も少ないです。

昼以降は一日ダラダラと過ごしていましたので、Body Batteryからのアドバイスとしては、

Body Batteryが底を突くのを防ぐ事ができました。良質な睡眠をたっぷり取り、アクティブな日々になるように備えましょう。

ただしこの日は早めの睡眠がとれず翌1時・2時くらいまで起きていました。

続いて6月3日(月)です。

前日あまり寝られなかったため、朝起きた時点でBody Batteryは62までしか回復できていません。
この日は休足日にあてていましたのでランニングは行なっていませんが、仕事で問題が発生して体力的にも精神的にも疲れる1日となりました。最終的にBody Batteryは5まで低下。

Body Batteryはほぼ使い切ってしまいました。このような日の後は長めに休息し、のんびりして疲労を防ぎましょう

とのアドバイス。

とは言いつつ、仕事のトラブルは解決までに数日かかるものでしたので、気持ち的にも休まる日ではありませんでした。

ついでにヤケ酒。笑

翌日6月4日(火)

前日のトラブルで気持ち的にも落ちていたのか一晩寝てもBody Batteryは39までしか回復していませんでした。
数値と比例して体調的にも全くダメな日でしたが、日々のルーチン的な感覚で9kmの朝ランを決行しました。本来、疲れている時には休みなさいとアドバイスしてくれるためのBody Batteryですが、まだその対応は自分にはできずです。笑

その為、朝出勤前にBody Batteryは20を切り、日中はトラブル対応で追われてほぼ廃人のように過ごした1日でした。

Body Batteryはほぼ使い切ってしまいました。このような日の後は長めに休息し、のんびりして疲労を防ぎましょう

前日同様休みなさいとアドバイスをいただき、24時前には消灯。

翌日6月5日(水)

続いて6月5日。前日からしっかりと睡眠を取ったせいもあり(7時間39分の睡眠)、Body Batteryは82まで回復しました。

こちらが睡眠ログ。

最近、深く眠る事ができないのですが、深い眠りも1時間17分と自分にしてはよく頑張っています。

この日のBody Batteryとストレスを見て面白かったのが、13時頃から1時間、ストレスのオレンジがしっかり濃くなっている事。
この時間、数日前に起きたトラブルに対してお客さんとの打ち合わせを行なっていた時間で、自分的にもストレスがピークの時間帯でした。

あとからこのグラフを見て、「おお、しっかりストレスを測定してくれているんだ」と驚きました。笑

こちらグラフ部分をクローズアップしていますが、しっかりストレスをキャッチしています。

最終的にこの打ち合わせにてトラブルは解消した為、気持ち的には元気になり夜ランを決行し、最後は5で終了。

Body Batteryの数値は0から100の数字でユーザーのエネルギーレベルを表示してますが実際に使っていると5〜100で、4以下になることはなさそうですね。

とても消耗した日でした。疲労してしまわないように、このような日の後は一晩ぐっすり寝て身体を休めることをお勧めします。

とのアドバイスで6/5も終了となります。

まとめ

3週間ほど測定してみて、Body Batteryの数値は自分の体力やストレス状況に対してしっかりと比例しているように感じます。

希望としては、朝の状態では100まで回復した状態から1日をスタートし、0に近いところまでしっかり落とす(トレーニング含む)を繰り返すことだと思いますが、今の自分にはどういう形であればきちんとした体力回復が出来るかを理解できていません。

せっかく面白い機能を手に入れたので、単に今日は疲れているんだ・元気なんだといったバロメーターの確認だけではなく、食事、睡眠、トレーニングなどどのような形が翌日に疲れを残さず元気な状態を維持できるか実証してみたいですね。

以上、ガーミン245で使えるようになったBody Batteryについてでした。

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lifelog

フルマラソン3時間9分。サブ3を狙って毎月250〜300km走っている市民ランナーです。

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