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横浜マラソン2019完走レポ。さわやかな横浜の街並みは気持ち良いけど難易度の高いレース。目標タイム達成出来ず!

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横浜マラソン2019

横浜マラソン2019に参加してきました。
今回の横浜マラソンは私にとって5度目のフルマラソンであり、横浜マラソンにおいては昨年に続いて2回目の出走。また、普段のランニングでも走っているコース・街並みで私にとって一番馴染みのあるレースです。

地元のレースで自己新や目標タイムを更新したい、そんな気持ちはありつつも、横浜マラソンって爽やかそうなオーラの溢れるポスターとは裏腹に実際に走ってみると、かなり難易度の高いコースなのですよね。

昨年それを実体験しボコボコにされていましたので、今回の横浜マラソンでは目標タイム、1kmごとのペースなどを事前に組み立てて本番に挑みました。

ちなみに今回立てた目標タイムは3:14:59。
3時間15分切りは、「サブ3.25」とか、「サブ315」と言われる領域で、フルマラソン完走ランナーの上位6%(男性)、女性を入れると上位5%に属される称号。

それまでの自己記録が7ヶ月前の2019年3月17日板橋Cityマラソンで出した【3:27:53】(サブ3.5)で、今回の横浜マラソンにて記録を約13分塗り替えようという目標はちょっと敷居は高そうに見えますが、この約半年間やる事はやってきましたので、コースに飲まれなければ十分に達成できる目標だと考えていました。

※毎月300kmずつ質にも量にもこだわって走ってきましたからね。練習量だけで言ったら上位5%くらいの位置にはいるはず。笑

ちなみに私の感じる横浜マラソンの難関ポイントは、

  • スタート時の混雑
  • 首都高速でのゆるく長く続く勾配
  • 首都高速でのバンク(道路の傾斜)
  • 首都高速で正面から吹き付けられる海風

この4つです。

21km地点から32km地点あたりまで続く首都高速上でのランがとにかくきつい。ここをうまくクリアできれば、高架下など日陰の多いポイントを走れますし、応援も多いので走りやすいレースだと思います。

こういったコース攻略に対して立てた目標が先日記事として投稿した以下。

横浜マラソンの設定ペースは10km Eペース走と30km Mペース走で考える

掻い摘んで説明すると、42.195kmのフルマラソンを、10kmのジョグと30km走に分けて走るという考え方。
スタート時の混雑に関してはどうしようも無いですし、無理に前に行こうとすると無駄に体力を消耗してしまいます。そういったポイントを早い目標ペースに設定してしまうと、タイムが出てないと焦りますしね。

という事で最初の10kmは体力を使わないことに専念し、中盤から後半にかけて備えます。

具体的には最初の5kmは、5:30 → 5:20 → 5:10 → 5:00 → 5:00 計26:00での設定とし、6〜10kmまでは5:00/km平均で計25:00、10km計51:00で走ることに決めました。なお、この10kmに関しては混み合っている事が前提なので、もしスムーズに走れるようであれば多少の貯金は作ろう、でも4:40よりもスピードを上げてはダメだよという個人ルールも設定しました。

続いて11km〜ゴールまで。
この32kmに関してはガチなペース走。4:28/kmペースで最後まで走るというプランです。
3時間15分というのはキロ平均4:36で走れれば達成できるものに対して、4:28ペースというのはかなりキツイですが、先日のトレーニングで30km走を4:27/kmで走りきった実績があるので、最初の10kmで体力を使わなければ何とかクリアできるかな〜と。

もう一つ、目標として決めていた事があります。
今回の横浜マラソンの3週間後、12/1には湘南国際マラソンが控えています。
2019年年内の個人的な勝負マラソンは横浜マラソンではなく、湘南国際マラソンと決めていたので、何かあったら無理はしないということもプランに詰め込んでいました。
膝やハムストリングなど違和感が生じたら、無理して走り続けずに一度立ち止まって様子を見るみたいなところですね。
ちなみに足の状態に関しては、右足のハムストリングからお尻にかけて8月下旬頃から慢性的な痛みが続いており、この痛みが表面に出なければ良いな〜という不安がありました。

話は変わって体調。
実は横浜マラソンの数日前から風邪を引いてしまってました。
なんとか横浜マラソンまで持たせなければと、風邪薬と合わせてフルマラソンで飲むために買った「AMINO DIRECT 5500」を朝昼晩、1日3食食後に飲んでいました。

風邪薬ではありませんけど、体に良い成分がたくさん入ってますのでとにかく効果あるように感じます。高くつきましたが、おかげで完璧な体調ではないにせよ、無事横浜マラソンに出走する事ができました。

前置きが長くなりましたが、改めて横浜マラソン出走レポです。

横浜マラソン出走レポ

レース前

横浜マラソン ランドマーク入り口
当日朝、6:30 JR桜木町駅に到着。
横浜マラソンのイベント会場であるパシフィコ横浜に向かいます。電車に乗っている時から周囲は横浜マラソンに出走するランナーだらけで嫌が応にもテンションはマックスへ。

今回のプランはとにかく前半抑えること。そんな抑制プランをスタート地点に立つ前から壊されそうになっている自分がいました。まあそりゃそうですよね。最後の板橋から7ヶ月間、一切レースに参加せずトレーニングだけに打ち込んできたのですから。

「さあこれまでの練習の成果を発揮する日だ!」という自分と、「いやダメ、あくまでも本番は3週間後の湘南国際マラソン、とにかく無理するな!」という二人の自分がいて戦っているような感覚です。

メイン会場のパシフィコ横浜に到着。

信じられないほどの混雑。

そして更衣室と荷物預り所の機能が併設されているパシフィコ内。
パシフィコ内

去年もこんな感じだったかな〜と思い出しながら着替えを済ませて荷物を預けます。
私の場合は、Tシャツとランニングタイツ・靴下は既に着た状態で会場入りしていますので、着替えといってもズボンを脱いでランニングパンツを履き、シューズを履き替える程度です。

荷物を預けてスタート地点に向かいます。

スタート地点に向かうみんなが42.195kmの苦行を共有し合う仲間。自分クラスの実力では他のランナーをライバルと考えることは一切ないです。まだ誰かに勝ちたいっていう思いが無いというか、そう言った土台に乗れていないんですよね。

勝ち負けについては順位というよりも、自分の定めた目標タイムに到達するかしないか、また順位でいえば去年より順位が上がった下がったくらいのところでしょうか。

私のスタート地点であるBが見えてきました。Bはスタート地点である「みなとみらい大橋」の真ん中から後ろあたりに並びます。

こちらに到着したのはレーススタートの1時間前の7:30。
まだ並んでいる人は少なく、今並べばある程度前の方から走れるな〜、混雑避けて走れるかな〜という思いはありつつも、私はランナーの列には並ばずに下にあるトイレへと。

毎度のことですが、フルマラソンスタート前はとにかくトイレにお世話になります。緊張で尿意が元気づいてしまう様でして。

過去を思い起こせば、初めて出走したレースではトイレを我慢したことによって、スタート後にずっとトイレのこと考えながら走っていました。結局30km前後でトイレのお世話になりました。昨年の横浜でもスタート前に5回、湘南国際ではトイレに並んでいる間にスタートの号砲がなって出遅れたりと、スタート前のトイレ事情は私にとってフルマラソンを攻略する上での大きなポイントとなります。

もちろん今回も例外はなく、トイレに入る、出す、列に並ぶ、トイレに行きたくなる、出す、並ぶを繰り返して、そのペースは一度病院に行って検査してもらった方が良いのでは無いかと思えるほど。

8:00、レースのスタート30分前になったのでVespa Proを投入。

スズメバチにも力を分けてもらいます。以下、Vespa proとVespa Hyperについて。

【Vespa Pro と Vespa Hyper】脂肪を優先的に燃焼。効果がしっかり体感できるサプリメント!

8:10、もう一度トイレを済ましてランナーの列に並びました。Bの中でも真ん中あたりに並べたと思います。

整列後、まだスペースにゆとりがあったので足をほぐして準備体操を行いつつ体を温めます。ついでにこれ以上トイレに行きたくならない様にと、ホッカイロでお腹周りを温めます。

が、スタート5分前に行きたくなりました。

もう一度トイレに行っておこうかどうしようか悩みましたが、我慢すればBでも好立地な位置でスタートできる事を考えると踏ん切りがつきません。(並んでいてもトイレなどで列を離れると最後尾に並ぶルール)

朝の水分補給は最低限にしたし、これまで散々トイレにも行ったしなんとかなるだろうと考えて(結局4回行きました)、そのままスタートを迎えました。

スタートの号砲が鳴り、少しずつ歩いて前に進み始めます。

大砲を撃つお姉さんが美しすぎて、みんなのスマホはお姉さんに釘付け。

私も列に習って撮影するもののちょいピンボケ。

二人目の大砲の子は綺麗に撮れた事を確認して私の横浜マラソン2019がスタートしました。

レーススタート〜10km

レーススタート、ここからは写真無しです。
最初の数キロは予想通りの混雑ぶり。この辺りは最初から覚悟してましたので、なるべく前に出ない事を心がけながら走っていました。

5:29.5 → 5:22.6 → 4:57.8 → 5:05.4 → 4:47.9
1〜5km計:25:43

5kmで25:43は当初の目標である26:00より17秒早いペース。程よいペースでスタートできました。

続いて6〜10kmは、

4:52.6 → 4:50.7 → 4:47.5 → 4:41.5 → 4:50.7
6〜10km計:24:03

とし、1〜10kmの合計で49:46となり、当初の目標に対して1:14早いタイムで10kmを通過しました。

少しペースオーバーにも感じますが、去年と違っていたのが5km前後くらいから混雑具合がだいぶ掃けてきて、4分台後半でも比較的走りやすい状態だったんですよね。Bエリアでも真ん中からスタートできたのが良かったのかもしれません。

この時考えたのは、10kmで貯金が1:14(74秒)蓄えられたから、この貯金を最後まで維持できれば目標達成できるという事。残り32kmに対して74秒の貯金ですから、1kmあたり2秒ずつ使ってもまだ余るとも考えました。具体的には4:28/kmペースで32kmを走り切る予定だったのに対して4:30/kmで走ればOKという事ですね。

7km目で最初の補給食であるマグオンを一つ投入します。今回は補給に関しては7、14、21、28、35と7kmごとに取る計画を立てていました。

という事で準備体操は終わり。

レース10〜15km

ここからが本番スタート。これまでの低速から高速にギアを変えます。

11km目ラップが、4:20.1。
ダメ、ペースオーバー。ちょっと失敗したのが、横浜マラソンで10〜11kmの地点って首都高速の高架下に入るポイントで、ガーミンのGPSがブレるため正確なタイムが分かりづらいんですよね。

12km目で4:27.1とし、ペースを整えます。

4:20.1 → 4:27.1 → 4:33.4 → 4:25.6 → 4:21.2
11〜15km計:22:07

4:28で走った場合の予定ラップは22:20ですので、この5kmで13秒の貯金が加わり、先ほどの10km地点からトータル87秒の貯金となりました。

ちなみに走っている最中そんな秒単位の貯金の事ばかり考えて走ってました。1秒貯金できた!、6秒貯金使ってしまった!、また取り戻した!みたいな。

13〜14km地点で2回目の補給を入れます。ここではVespa Hyperとメイタンの赤。

レース16〜20km

いつもの風景、いつもの練習コース。
横浜マラソンに出走しているランナーの中でも間違いなく自分はこの道路をたくさん走っているなんて考えながら気持ちよく走った16〜20km。
去年はこの前半でそれなりに体力を使い果たして、この後の首都高速にて痛恨のダメージを受けました。

去年と比べるとまだまだ体力的には余裕があり、あれもう半分走っちゃうの?という感覚でした。

ラップは

4:24.8 → 4:27.9 → 4:24.2 → 4:27.4 → 4:39.3
16〜20km計:22:24

目標の22:20に対して4秒貯金を使いましたが、まだ83秒の貯金が残っています。

また、新しく生まれ変わった南部市場のUターンポイントに現在の順位が電光掲示板に表示されており、私は1600位あたりの順位でした。
1600位って上位10%じゃん!みたいなのもまたテンションが上がりましたね。

レース21〜25km

横浜マラソンのメインイベントである首都高速が近づいてきました。

高速に登る前に3度目の補給食をとります。
ここでは一番高価なモルテンジェル100を投入。

【MAURTEN GEL100(モルテンジェル100)】トップアスリートが愛用するエナジージェルが美味しすぎて感動!

毎度飲んでもとにかく美味しくて飲みやすい。全ての補給食をこれに変えたいけどお値段可愛くないのが辛いところです。

モルテンジェル100を飲んだせいか首都高速に入る手前のラップでは何故か勢いづいて4:18.0とペースが上がってしまいましたが、首都高速へと登る坂道でペースを調整し、ラップは

4:18.0 → 4:32.7 → 4:25.0 → 4:27.0 → 4:32.1
21〜25km計:22:15

とします。貯金は88秒ほど。

さて、改めてこちらが横浜マラソンの高低差マップ。

首都高速入り口を含めて合計6回の登り下りが登場。マップを見てわかる通り、横浜マラソンの高低差は全て首都高速上に集約されていると言っても過言ではありません。

首都高速をクローズアップしてみましょう。
横浜マラソン首都高速の高低差

下のキロごとの数字と見比べてもらえば分かりやすいのですが、一つの勾配が大きなところだと500〜1000mほど続きます。

首都高速に登った後の最初の難関は23.7kmあたりから〜24.8kmあたりまで続く約1kmに渡る登り坂です。遠くから見るとでかい壁があるような感覚に陥ります。

レース26〜30km

続いて首都高速中盤から後半にかけて。
一つ目のキツい登りを終え、首都高速上では比較的走りやすいタイミングですが、ここで嫌だったのが海風。
今回の横浜マラソンの予報では行きは追い風、帰りは向かい風という一番嫌な予報であることを前日のイベントで聞いていましたので覚悟はしていましたが、実際に直面するとやはり楽ではありません。

なんとか凌ぎつつ走って、28km地点で黒メイタン(カフェイン入り)を投入します。

ラップは、

4:30.5 → 4:22.7 → 4:24.6 → 4:30.2 → 4:30.1
26〜30km計:22:18

この辺りから貯金の計算がよく分からなくなって多分90秒くらいとかそんな感覚になりました。

さて、この辺りでスタート前に不安に思っていたことが現実に。トイレ問題です。
スタート時点でちょっと行きたいな〜感覚だった時間から2時間が経過している訳で、我慢もそこそこピークに。

まだ90秒前後の余裕もあるし、この辺りで行っておこうかな、いや、この後がタイム的にキツくなるからトイレで貯金を使い果たしたくない、そんな思いで2kmごとに設置された仮設トイレを通り過ぎ去ります。

なお、首都高速上で地味に嫌なポイントであるバンク(道路の傾斜)ですが、道路の右端(中央)を走ってみたところ、あまりバンクに対して影響なく走れました。

レース31〜35km

30km地点から登場する一番高低差の高い壁(坂道)を登りきり、ついに地獄の首都高速ランが終了。
自分の体力的な感覚として、だいぶ体力を持ってかれた〜という気持ちと、去年と比べたら全然余裕という気持ちの半々くらいだったかと思いますが、奪われた体力はラップに現れ始めていました。

4:48.2 → 4:34.0 → 4:32.2 → 4:39.5 → 4:40.7
31〜35km計23:15

これまで4:20〜4:30前後で走っていたものが、4:40平均まで落ちています。ここで約90秒あった貯金の内、45秒を使ってしまうことになりました。

また、横浜マラソンでは首都高速がとにかくキツイということで忘れていましたが、もう一つ精神的にキツイ山場が31〜35kmの「横浜港シンボルタワー」の折り返し地点です。先に進んでいるランナーが、折り返し地点を通過して戻ってくるタイミングでもあるのですが、自分の前には32kmの看板、反対側には35kmの看板が設置されており、

「え?同じところに戻ってくるまでに3kmも走らなければいけないの???」

という感覚に陥ります。

ついでに言うとこのあたりのポイントは景色が楽しいわけでもなく、地味で苦行の道のりだったりします。首都高を降りたばかりのタイミングではまだ大丈夫かな〜と思っていた足が一気に重たくなり、フルマラソン名物である30kmの壁に突然ぶち当たるような感覚です。

足は重いし、頭痛いし、トイレ行きたいし、でもなんとかしがみ付かなければと思いながら走った5kmでした。

ちなみに頭が痛いというキーワードが初めて出てきますが、こちら日が照っていたのに帽子を被っていなかったので、日射病の症状でも出たのかな?今まで経験したことなかったけど失敗したな〜といった感覚でした。

また、35km地点で最後の補給食である金メイタン(カフェイン200)を入れる予定でしたが、体調的に補給食を口にすること自体が辛くなっており補給するのを辞めてしまいました。

レース36〜40km

さて、残り7km。7km最後まで走りきれば目標達成です。

少なくとも首都高速を降りるタイミングでは残り7kmをラストスパートかけようという気持ちを持っていました。しかし、この数キロで一気に体力を奪われてしまいラストスパートをかけるどころかペースは徐々に落ちていきます。

そしていつトイレに行こうか悩んでいる自分との戦い。いや戦いといってもトイレに行くこと前提なので既に負けています。

36km目4:35.1、37km目で4:54.1と貯金がほぼゼロになって一番頑張らなければダメなタイミングでトイレに入った。(もちろんこの辺りで貯金がゼロになることは何となく気づいていたのに関わらず)

トイレに行かなくても最後まで走りきれたはずなのに、トイレに行くことで休みたかった。これが本音です。

結果、38km地点でトイレに入り用を済ませます。

トイレに入った後は足は動きつつもスピードは出ず、ラップは

4:35.1 → 4:54.1 → 5:38.3 → 4:59.6 → 4:58.3

計25:05

レース41km〜ラスト

最後の残り2km。トイレ行ってスッキリすると現実叩きつけられるんですよね。

なぜ後4km我慢できなかったのか?たった17分の辛抱がなぜできなかったのか。自分の精神的な弱さに悶々としながらも、39・40ラップでキロ5分を切れていたので、最後までキロ5分切りだけは死守しよう。そんな気持ちで走り続けました。

4:57.5 → 4:56.6 → 2:29.6

としてゴールゲートを潜りました。

トータルタイムは3:19:34(ガーミン)、応援ナビでのタイムは3:19:31でゴールでした。※応援ナビの方が2秒早いのはスタート時に少し早くガーミンのスタートボタンを押してしまったため

これまでの自己ベストである3:27:53に対しては、8分21秒更新できたものの、目標タイムであった3:14:59には4分32秒届かなかったという結果になりました。

ゴール後


ゴール後完走メダルをもらい、10分ほど歩いてクールダウンさせた後に靴を脱いで芝生の上に横たわりました。フルマラソンというスポーツの中で、35〜ラストまでの辛さの次に辛いのが、多分ゴール後の30分だと思ってます。足が痛くてちょっと動くだけで攣りそうになってしまい何もできません。

寝転んで動けない状態のまま快晴の空を眺めながら一人反省会。なぜ最後まで目標タイムから逃げてなぜトイレに行ったのだろうとか、いつかはサブ3目標にしてるけど今の実力じゃ全然見えないな〜とか、そんなこと考えてましたね。

その後着替えを済ませ、補給タイム。

回復用Vespaと35km地点で飲むはずだった金メイタン。

プロテインとザ・プレミアムモルツ×2本

を一人美味しくいただき、横浜マラソン2019が終了しました。

余談

さて、途中で頭が痛くなったというお話をしましたが、実は首都高速あたりからずっと続いており、自宅に帰ってからなんとなく熱を計ってみたところ、37.8度の熱がありました。

数日前から続いていた体調不良をなんとか抑え込んでいましたが、横浜マラソン当日に抑え切れなくなってしまったようですね。
多分、朝のタイミングでは興奮して気づかなかったのか、走っている最中に熱が上がってしまったかのどちらかでしょう。

熱を計るまでは目標達成できなかったことに悶々としていましたが、熱が有ったことで気持ちも変わりました。

今回体調が悪い状態にも関わらずフルマラソンを完走できて、自己ベストを8分21秒更新できたこと。28000人という参加者がいる中で、795位(応援ナビ上)という上位3%に入れたこと。(昨年は3374位でした)

そう考えると、間違いなくこの半年で実力が付いていますし、よく頑張ったんじゃないかと思います。

3週間後に年内の本命レースである湘南国際マラソンが控えています。今回の横浜マラソンでは達成できませんでしたが、サブ3.25は次回の湘南国際マラソンで確実に取ります。

体をしっかりと休めて疲労をとり、万全の体調で勝負かけたいですね。

以上、横浜マラソン2019の完走レポートとさせていただきます。

lifelog

フルマラソン3時間9分。サブ3を狙って毎月250〜300km走っている市民ランナーです。

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