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アルトラ8時間耐久駅伝優勝!「850mレペ×21本?」的な心にも体にも優しくないイベントでした

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10月24日にAGFフィールド(旧味の素スタジアム西競技場)にて開催されたALTRA EKIDEN(アルトラエキデン)8時間リレーマラソンに参加しました。

結果は、8時間耐久駅伝の一般部門で優勝。

参加チーム数50チーム程度の小さなイベントですが、走るイベントで、一位を取るなんてことは一生の中で考えることはないと思っていたので、まさかの結果になりました。

こちらが表彰状です。

そして、そのログです。

アルトラ駅伝結果

二位のSub180 LEGENDが混合の部で166周、三位にエビトラACが165周となっている中、私の軽トラチームは173周でしたので二位とは7周差の圧勝でした。

7周差というのは、1周は850mですから、850m×7周で5,950mの差を8時間で離したことになります。

今回は、私のランイベント参加の記録として、アルトラ駅伝を走った感想を書きます。

アルトラ駅伝に声をかけられた

ガーミンスポーツで知り合ったラン友達から声をかけられたのが9月24日。本番のちょうど1ヶ月前です。

メッセージにてアルトラ駅伝のURLが送られてきて「8時間どうっすか?」と。

さほど考える余裕も与えることもなく、翌日には「よしぞー以外参加決定したけどどうっすか?」と鬼のようなフォローが入り参加が決定しました。

そのタイミングでは、AGFフィールドを走ることと1周が850mになるらしいという情報だけ。また、声をかけられた友達も含め、一緒に走る仲間にもお会いしたことのない状態でした。(これまで何度か練習会には誘われていたけど参加できていなかった)

また、私のランは基本ぼっちですので、駅伝チックなイベントに参加したこともありません。

ぼっち = 一人ぼっちで走ること(ぼっち練とかそんな使い方)

今回、軽い感じで誘われましたし、別の知人でリレーマラソンに出走した方から「途中から飲み会になった」と聞いたことがあったので、お祭りのようなイベントなんだろうなって気持ちで参加を決めたのでした。

さて、エントリー後、出走メンバーのグループメッセージに参加させていただき、メンバーの書き込みを読んでいると、お祭り感は全くなくガチなチームであることがわかりました。

その辺りのことはこちらに纏めてますので、合わせてご覧ください。

https://lifelog.blog/?p=4633

メンバーの書き込みを読んで、これはヤバイ・ラフに行ってしまったら迷惑かけてしまうと真剣になれたのは事実で、この1ヶ月間は850mのレペをメインに練習を積むことになったのでした。

当時アップしたブログ記事では、

最初は850mを3:07で自己申告
練習では3:00が楽に走れることを目標に頑張る

と書きましたが、1ヶ月間の練習の結果、3:00以内で850mを走るイメージが見えてきたので、最終的には、最初の10本までは2:55〜3:00で頑張ると自己申告して本番を迎えたのでした。

アルトラ駅伝本番

本番当日、集合時間に現地に到着し、一緒に走るチームメンバーにご挨拶。

その後コースの下見をかねてアップをしました。

Gontex(ゴンテックス)さんがブースを出していて、テーピングをしてくれるとのことでしたので、お言葉に甘えちゃいました。

ゴンテックスさんのテーピングは二度目ですが、効果が素晴らしく毎回驚かされます。

9時になり、アルトラ駅伝がスタートしました。

チームは8人参加で、私の順番は4番目です。

第一出走者から順調な走りを見せます。

私が参加したチームの仲間はとにかく早いです。前半は2:40を切るペースを普通に刻めるチームです。

私も予想外にスピードが出ていて、2:49.6から入ることができました。

2本目以降も、10本目までは2:50を切るペースで走れたので、なんとか迷惑はかけずに走れたのではないかと思います。

ちなみに850mだとイメージつきづらいですが、1kmあたりの平均ペースに置き換えると3:17〜3:30くらいです。自分の1kmのインターバル練習のペースが3:50前後ですから相当無理してます。

ついでに言うと、何本までは余裕とかそういった感じではなく、850mの疾走って一本走るだけでも相当辛く、一本一本を限界まで追い込むイメージです。

走るたびに乳酸溜まって足が動かなくなりますし。

ですので、自分の走る順番をワクワクしながら待つことはなく、次に回ってくる20分後が怖くて仕方ないって感じです。苦笑

さて、今回のレース、最初の1時間程度で二位のチームと周回差を付けていましたので、その時点で優勝は見え始めていました。

みんな信じられないペースでスタートを切ったので、二位とある程度の差を付けたらペースを落としていくかと思ってたんですよね。

なのに誰もスピードを落とそうとしない。。

誰かがペースを落とせば、それに連れてみんな楽に走るよう調整すると思うのですが、誰一人とペースを落とさないので自分も甘えることが出来ず、8時間最後まで850mの全力レペを繰り返すという内容になりました。

下は全ラップのタイムですが、11本目で2:50を刻んでしまい、その後少しずつペースダウンしていきましたが、3:00オーバーにならないペースで最後まで走り切ることができたのは純粋に嬉しいです。

まとめ

ラップ 時間(850m) ピッチ スライド
1 2:49:6 188 161
2 2:49.2 182 165
3 2:49.3 187 162
4 2:47.4 188 162
5 2:48.9 184 164
6 2:49.7 185 160
7 2:47.9 188 162
8 2:47.7 184 163
9 2:48.5 189 156
10 2:49.9 185 160
11 2:50.0 192 154
12 2:50.6 184 159
13 2:55.1 175 167
14 2:55.4 184 155
15 2:58.9 184 150
16 2:55.5 185 153
17 2:58.0 189 149
18 2:55.4 186 153
19 2:55.7 191 150
20 2:57.1 186 155
21 2:56.8 190 149

このラップの中に3分オーバーや後半さらにヘタっていくタイムが刻まれてたら優勝といえど後味悪いです。

こういった内容は、一人では絶対に出すことが出来ず、仲間がいたからこそ達成できた結果だと思います。

あと、途中途中の家族からのプレッシャーもえぐかった。笑

8時間耐久レースに出ること自体が、私にとっての挑戦でしたが、その中で最後まで全力で走り続けるということにもチャレンジし、クリアできたことは大きな財産になった気がします。

またこの1ヶ月、スピード練習ばかりを繰り返していましたので、練習前と比べて確実に自分のスピードが上がったことは体感できています。

優勝もめちゃ嬉しいですが、2月の湘南国際サブ3チャレンジに向けて、良い練習と経験を摘ませてもらうことができたイベントでした。

大会を主宰してくれたアルトラの皆様、仲間に入れてくださった皆様、本当に感謝です!

写真は優勝の商品でもらったアルトラのSOLSTICE Mというシューズ。脚の形に配慮した形状になっていて怪我の予防にも効果があるようです。

新しいシューズを楽しむというおまけもいただき感謝しかありません。こちらも履いてみて感想をレビューしたいと思います。

lifelog

フルマラソン3時間9分。サブ3を狙って毎月250〜300km走っている市民ランナーです。

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