11月10日の横浜マラソンまで残り2週間となりましたので、レース前の最終30km走を行なってきました。
今回は横浜マラソンを想定して、横浜マラソンのスタート地点であるみなとみらい大橋からスタートして臨港パーク、みなとみらい観覧車、馬車道、横浜スタジアム・・・とレースコースに沿って走ってきました。最後は南部市場駅で折り返し、杉田の首都高速湾岸線入り口を見届けてレースコースを離れました。
横浜マラソンをはじめて走る方もいらっしゃると思いますので、諸々ポイントを含めてお話しいたします。
横浜マラソンレースコースで30km走
みなとみらい大橋
こちらがスタート地点となるみなとみらい大橋。
私はBゾーンからのスタートですが、個人的なBゾーンの強みは仮設トイレが近いことだと思ってます。
写真の右側に階段が見えてますが、階段を降りたところに仮設トイレが設置されます。
去年の写真が見つかりました。
写真の下の方に人が並んでいますが、こちらが仮設トイレ。
Bゾーンの一番後ろに並ぶとトイレに行き来しやすく、レース前はとにかくトイレに行きたくなるので重要なポイントです。
スタート時はもっさりとした速度でみんな走り出すため、できる限り前の方にポジション取りしたくなりますが、その気持ちを抑えてBの最後列にてトイレ前トイレを行き来できるポイントを確保したいと思います。
いきなりトイレの話になりましたが、本番スタートしてからトイレに行くことは可能な限り避けたいですからね。
スタート後5km前後
さて、横浜マラソンは参加ランナーが多くスタート時は混雑します。
26,920名というランナーが一斉に走り出すのですから仕方ありません。
で、これだけ混雑するとスタートの合図が鳴っても、中々スタート地点を踏めませんし、スタート地点を踏んだ後も自分で予定していたような速度で走ることは出来ません。
昨年の2018大会もBの一番後ろの方から走り始めて少しずつ自分のペースを作っていきましたが、以下のような流れでした。
大会スタート:8:30
スタート地点を踏んだ時間:8:35(5分ほどかかりました)
タイム
1〜5km:5:26 → 5:20 → 5:11 → 5:18 → 5:01
6〜10km:5:26 → 5:03 → 4:57 → 4:48 → 4:58
2018横浜マラソンはサブ3.5(4:49/kmペース)を目標に走ったレースでしたが、混雑の影響でスタートから7kmまで5分台が続いたことで不安になりました。
ちなみに今年の目標は3時間10分。4:30/kmペースがレースの平均ペースとなりますので、去年と同じような状況に陥ってしまうときついですが、こればかりは仕方がないので、必ずこういったケースで走らざる得ないということを理解してスタートします。
皆様もこうなる事を想定して目標タイムは設定した方が良いと思います。
なお、最初の5kmは横浜の中でも横浜を感じられるスポットを走る事になります。
臨港パーク、みなとみらい観覧車、馬車道、横浜スタジアム・・・といった流れですね。
観覧車付近
今日は横浜マラソン2週間前ということもあり、ランナーが多かったですね。
混雑で苛立つ気持ちを抑えて、横浜の風景を楽しみましょう。(私は楽しめるのか?)
高速道路下
さて、一通りの横浜のスポットを通り過ぎると、続いてやってくるのが首都高速の下。
上が首都高速なので雨が降っても濡れませんし涼しくて良いのですが、ここ大きなトラップが仕掛けられているので気をつけてください。
どんなトラップかというと、GPSスマートウォッチがきちんと作動しないトラップ。
高架下を走る時にきちんとスピードを測定できないようで、自分が走っている速度よりも遅い速度で表示されます。ただし、1kmごとのラップに関しては正しい時間で測定されるよう。
あれ?ペース落ちている・・・とペースを上げてしまうと完全にトラップにはまってしまい無駄に体力を奪われていきます。
本日もこのトラップは見事に作動しており、4:30/kmペースで走っていたのにランニングウォッチを見たらペースが下がっているという事象が多く確認できました。
Maxで6:40/kmに落ちているところまで確認が取れまして、6:40/kmまで落ちれば狂っていると判断できますが、4:50とか5:00みたいな微妙な数値を出してくる事も多々あります。こういう微妙なケースだとペースが落ちているのかランニングウォッチが狂っているのか判断できず、ペースを上げがちになってしまいますよね。
ちなみに昨年はガーミン235J、今年はガーミン245でそう言った症状が確認取れていますので、ガーミンユーザーは特にお気をつけください。
高架下に関しては、あまりランニングウォッチを見ずに、自分の体内時計を信じて走り、1kmごとのラップだけを確認した方が良いと思います。
※速度がずれてしまうポイントは、本牧から南部市場をUターンして杉田の首都高速入り口までの約10kmに渡り複数あります。
さて、本牧からの一つ目の高架下ゾーンを抜けた後は根岸へと向かいます。
距離でいうとスタート地点から14km前後でしょうか。
14km前後の地点は混雑が落ち着いてくるのと、脚的にも一番走りやすくなっている頃だと思いますし、またこの辺りは観客からの応援を多く受けられるポイントです。
調子に乗ってあまりスピードを上げないようにしつつ、気持ちよく走りましょう。
根岸を通り過ぎると、八幡橋の交差点を左にそれて、また魔の高架下へと向かっていきます。
ここから折り返し地点の南部市場まで高架下を入ったり出たりが続きます。
もちろんガーミンのスピード表示もまた狂い出します。
この先をUターンするといよいよ杉田の首都高速入り口となりますが、Uターンポイントから首都高入り口まで1.5km前後あるので注意しましょう。
20km走って疲れが出始めている頃に、「まだたどり着かない」という感覚はマイナスポイントですよね。
首都高速湾岸線ラン
さて首都高速に乗った後の写真はありませんが、昨年の辛い記憶が鮮明に残っていますので書いておきます。
首都高速湾岸線を走ることは横浜マラソンの中でも大きな魅力です。目の前に広がるみなとみらい、横浜ベイブリッジや横浜港など、今まで見たことのない世界を見る事ができます。
しかし、横浜マラソンのコース攻略においては首都高速が一番の難関ポイント。
まず高さがあることと遮る物がありませんので海風を全身に浴びながら走ることを余儀なくさせます。
続いて高低差。横浜マラソンのコースの中で一番高低差があるのが首都高速で、これが体力の消耗につながります。普段車で走っている時は全く高低差を感じないのに、足で走るとここまで高低差を感じるとは・・・と思えてしまうほど。
こちらが横浜マラソンの高低差ですが、21〜32kmの約11kmが首都高。このレースの高低差が首都高に集約されていると言って過言ではありませんね。※最後の30〜31km地点の勾配が本当にエグいです・・・
最後に、首都高のカーブでは道が傾斜しています。左カーブの時は道路の左側が低く右側が高い、右カーブの時は道路の右側が低く左側が高いと言ったように、左右どちらかに傾斜しており、常に体をどちらかに傾けたまま走り続けるスタンスになります。
首都高の一つ一つのカーブってかなり距離があり、普段体験しないような妙なダメージが足に蓄積されて全体的な疲労に繋がっていきます。
ちなみに昨年の横浜マラソンでは、前半スピードに乗れずに焦り、中盤焦らないように目標ペースイーブンで走ったけど首都高速でボコられて、首都高を降りた後に足は残っておらず惰性で走るしかないレースでした。
昨年の反省をどう活かすか、、、正直見えてきません^^;
首都高速を降りた後
首都高速でどれだけ力を保存できるかによると思いますが、昨年の私は首都高で体力を使い果たしてしまったため、辛いという事以外印象に残っていません。
何度か攣りそうになって観客に助けてもらった記憶があるくらい。。
そう言った反省を踏まえて、今回は気持ちよくゴールしたいですね。
30km走
最後に今回の30km走ですが、目標レースペースの4:30/kmで走ってきました。
写真を撮りながら走ったり、最後4:20/kmを意識したりしたこともあり体力的にはかなりキツく、このペースで残り12kmを走りきれるのか不安が残る30km走になってしまいました。
スタート5〜7kmは5:00/kmを切ることも難しい事が想定されるため、その穴埋めを考えると4:20ペースを継続する必要がありますが、首都高速のための体力温存などを考えると何が最適なのかまだわかりません。
もしかすると事前のトイレ対策をきちんと行って、B組の前の方に並ぶというのが正解なのかもしれませんね。
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