走るのに必要なエネルギーを補給するためのエナジージェル。
フルマラソンなど長距離レースになると、体内に蓄えているカロリーだけでは持たないため、自身で用意した補給食によってエネルギーを賄う必要があります。
私が走ったはじめてのフルマラソンでは、一切の補給食を持たずレースに挑んで見事30kmの壁に撃沈した実績があります。その当時はそもそも補給食という存在を知らなかったのですが・・・。
2度目のフルマラソンのレース前イベントにて補給食の存在を知り、それ以降は補給食を持って走るようになったという経緯がございます。
しかしエナジージェルは味が濃くドロッとしているのとでとにかく飲みづらいのが実情。
練習(エナジージェルを飲む練習)無しにレースで飲んでしまうと、予想外の強烈な味にオエっとしてしまうこと間違いありません。
私もオエっとしました。
今回は、数あるエナジージェルの中でも飲みやすくて美味しいと定評のあるマグオン(Mag-on)のエナジージェルについて紹介いたします。
マグオン(Mag-on)エナジージェルの紹介
こちらが今回紹介するMag-onのエナジージェル。
左からアップルフレーバー味、グレープフルーツフレーバー味、ラフランス・レモン・ピンクグレープフルーツと続きます。
これ以外にもウメ味も存在するようですね。
大枠で分けて黒のパッケージとカラーのパッケージがありますが、黒のパッケージはノンカフェイン、カラーのパッケージはカフェイン入りという住み分け。他のエナジージェルは色の濃いパッケージがカフェイン入りという定説があるように感じていますので、マグオンを飲むときはよく順番を間違えます。
飲む順番:一般的にはレース前半から中盤はノンカフェイン、後半にもう一押しのパワーが欲しい時にカフェイン入りを飲むのが一般的ですね。
ではマグオン(Mag-on)のオススメなポイントを見ていきます。
圧倒的に飲みやすい
まずマグオンの飲み方を簡単に説明しますと、写真のように上のタブを引っ張ると開封されますので、こちらに口をつけてパッケージを握りながら吸うような感じで飲みます。
蜂蜜のようなトロみが伝わるでしょうか。
味はそれぞれの風味に対して、蜂蜜、いや、りんご飴が混ざっているような味わいです。
アップル、グレープフルーツ、ラフランス・レモン・ピンクグレープフルーツとすっきりとしたフルーツがベースとなる味ですが、すっきりとした味わいというよりもとろみのある甘さの方が優先されているように感じます。
とは言いつつ、他のエナジージェルと比較するとドロドロし過ぎているわけでもないので水なしでも飲めます。
カフェイン入りのタイプも同じで、他と比べるとすっきりとした味に仕上がっておりブースト系のエナジージェルの中でもかなり飲みやすい方だと感じます。
1つで120kcalのエネルギーが補える
マグオンの内容量は41g。パッケージが平らでかさ張らず、持ち運びしやすいのが特徴ですが、補給食としてのスペックも高く、このサイズで、120kcalを補給することができます。
以下が成分表。
ノンカフェインタイプ
- エネルギー:120kcal
- 炭水化物:30g
- たんぱく質:0g
- 食塩相当量:0g
- 脂質:0g
- マグネシウム:50mg
カフェイン入り
- エネルギー:120kcal
- 炭水化物:30g
- たんぱく質:0g
- 食塩相当量:0g
- 脂質:0g
- マグネシウム:50mg
- カフェイン:25mg
足攣対策にマグネシウムが使用されている
さて、マグオン(Mag-on)のマグ(Mag)はマグネシウム(Magnesium)の「マグ」を意味しており、成分の中にマグネシウムが含まれているのも大きな特徴の一つです。
フルマラソンのように長時間のレースになると足を攣ってしまうランナーが多くいるわけで、私もこれまでに何度も足を攣った苦い思い出があります。
スポーツ用品店でエナジージェルを購入する際、スタッフさんから「レース中に足攣ますか?」と質問を受ける事があり、足を攣るようならマグオンがオススメですよ〜と紹介されてマグオンを飲むようになりましたが、確かにマグオンを補給食に使ったレースでは最後まで足を攣っておらず効果が出ているのかもしれません。もちろん日々足を鍛えているので自分が成長しているというのもありますが。
まとめ
コンパクトサイズでありつつ1つで120kcalが補給できかつ飲みやすいのがマグオンの特徴。かつマグネシウムが入っていることによって足攣り対策にも効果があるのが嬉しいですね。
フルマラソンのお供にオススメのエナジージェルです。