今回紹介する補給食は、マラソン用のエナジージェルの中でも、甘すぎずドロっとし過ぎずに美味しく食べやすいと定評のあるMEDALIST(メダリスト)。
一本あたり45gとコンパクトサイズでありながら、105〜107kcalのエネルギーを美味しく補給できるとともに、美味しいだけでなく、疲労回復効果を持つことで知られているクエン酸に着目したエナジージェル。クエン酸が持つ乳酸に対しての抑制、分解効果を活かしながら、運動しながらのエネルギー摂取を想定した、いわばフルマラソンランナーの補給食にぴったりなジェルです。
ENERGY GEL MEDALIST(メダリスト)
MEDALISTは食したときのおいしさにこだわっていることが特徴で、どの味も濃縮果汁と蜂蜜をベースにし、添加物を極力加えないように作られています。実際に食べてみると、マラソン用のエナジージェル特有のドロっとした感覚、極端な甘さは感じず、ごく普通のゼリーを食べている感覚で味わうことができます。
後味もさほど残らないので、エイドで水と一緒に流し込むといった作業も必要なく、MEDALIST単体で食べてもストレスなく補給できるのが魅力ですね。
パッケージが非常に薄いので、フルマラソンなど4つ・5つと複数の補給食を準備したい時にも良いと感じた事と、このタイプのパッケージは片手で持って口でちぎるという開け方が出来るのも良いです。ただ、食べている後半、最後の一口が食べづらいようにも感じました。(絞り出しづらい)
ラインナップは4種類
現在メダリストのラインナップは4種類で、左から「APPLE & HONEY(リンゴとはちみつ)」、「GRAPE &T HONEY(ブドウとはちみつ)」、「GRAPEFRUIT & HONEY(グレープフルーツとはちみつ)」、そして一番右側がカフェインが50mg含まれている「COFFEE & HONEY(コーヒーとはちみつ)」。
ちなみにコーヒーとはちみつって合うのか?と思いましたが、飲んでみると意外過ぎるほどいけます。エナジージェルの中でもフルマラソン後半に摂取するカフェイン入りのジェルは特に味がキツいものが多いですが、MEDALISTのコーヒーとはちみつ味であればサクッとカフェイン補給が出来そうですね。
味もコーヒー味なので、カフェイン摂取している感がとても高いです。
メダリスト アミノダイレクト5500との併用が推奨
販売元のアリスト公式サイトを見ると、メダリストの摂取の仕方は同社の「メダリストアミノダイレクト5500」と併用することをオススメしています。「メダリスト アミノダイレクト5500」には、運動時に消耗する筋肉に必要なアミノ酸3500mgに加え、クエン酸2000mg、その他ビタミン・ミネラル配合が配合されていますので、疲労していく筋肉をアミノ酸でしっかりとカバーしながらエネルギーも補給していくといったイメージ。
具体的な飲み方としては、レース開始30分前に、アミノダイレクト5500とエナジージェルを1本摂取して、運動時に消費されるエネルギーを事前に蓄える。
レース中は、1時間~1時間半に1本ずつエナジージェルを摂取してレース中のエネルギー切れの予防するとともに、アミノダイレクト5500を10〜15km地点の給水ポイントで摂取となっています。
飲むタイミングについてはランナーそれぞれのペースなどによっても異なります。ちなみに私の場合だと、エナジージェルはスタート前と7km毎(7、14、21、28、35km)に摂取(28と35kmはカフェイン入り)、アミノ系はスタート前と14km・28kmのポイントで摂取することをベースとしています。
これまで摂取したエナジージェル系の中で、食べやすくて美味しい感はトップクラス。おすすめです。