2019年5月に発売されたガーミン245music。購入してからの約半年間ずっとトレーニングのお供として活躍してきましたが、横浜マラソン2019にてフルマラソンデビュー致しました。
もちろん一緒に購入したランニングダイナミクスポッドも。
新しいガーミン245とランニングダイナミクスポッドでフルマラソンを走った感想を改めて報告します。
ガーミン245とランニングダイナミクスポッド
ガーミン235Jから245へ進化した事による最大の特徴は、GPSの稼働時間が11時間から22時間に伸びたこと。そして245musicにおいては音楽を聴きながらでも6時間も稼働できる事であり、仕様上ではサブ5をクリアできるランナーならフルマラソンをガーミン245のみで音楽を聴きながら完走できることです。
個人的には、ガーミン245musicの機能を最大限に活用したく、ガーミン245とイヤホンを同期して音楽を聴きながら横浜マラソン完走したかったのですが、音楽に関してはiPhoneとイヤホンとで同期を取り、ガーミン245musicはランニングログを取得することだけに専念してもらうことになりました。
理由はiPhoneのミュージックには入っている音楽が、ガーミン245musicで同期を取れるSpotifyで聞けなかった事と、なんだかんだで充電切れになってしまい私にとって一番大切なフルマラソンでのランニングログが取れなかったら嫌だったので。
35km地点でB’zの「兵、走る」を流したかったのですが、Spotifyでは登場しておらずiTunesで購入するしかなかったのです。
ですので、ガーミン245musicで音楽を聴きながらフルマラソンは走れるか?という検証は出来ませんでしたが、ガーミン245を使用してフルマラソンを走ってどれくらいのバッテリーが残っているかは確認取れましたので報告します。
改めて上のキャッチ画像に載せている写真が、フルマラソン終了後、16時過ぎに自宅に着いてから撮影したものとなりますが、74%のバッテリーが残ってました。
フル走って74%残っているということは、翌日もう一度フルマラソン走ってもバッテリー的にOKなレベル。ウルトラマラソンでも十分に戦えそうですね。
続いてランニングダイナミクスポッドでのログ。
ランニングダイナミクスポッドを併用して走ることで、42.195km分のログを取得することが出来ました。
サイズ的に全てを画像でお見せすることが難しいのですが、ガーミン245だけでは取得できないログである、平均上下動比、平均上下動、平均GCTバランス、平均設置時間などが取得できます。
このスコアを見て、もう少し左右のバランスを均等にしたいとか、上下の動きを抑えたいとか、平均設置時間200アンダーまで下げたいとか、目で見ることのできない自分の数値的な走りに対して改善の目標を作れるのが良いですよね。
練習ではこういった数値を意識しながら走っていますが、フルマラソンでログを取得するのは初めてで、練習時のログと比較すると改善の余地が多々あります。というかフルマラソン本番でフォームを意識して走っていないというのが改めてわかった気がしますね。
ちなみに以前、ガーミンの方とお話する機会があり、「ランニングダイナミクスの数値で何が適正範囲内なのかどう見れば良いかわからない」と質問したところ下記の数値を目指すと良いですよと参考値を教えて下さったので合わせて記載します。
平均GCTバランス:0.2%以下のずれ
平均接地時間:200以下
ちなみに私のフルマラソンでのダイナミクス情報は以下。
最高ピッチ:222 spm
平均歩幅:1.10 m
平均上下動比:6.1 %
平均上下動:6.9 cm
平均GCTバランス:48.8% 左/51.2% 右
平均接地時間:220 ms
う〜ん、残念。
次のフルマラソンではこういった数値も改善していけるよう、努力したいと思います。