GoProの最新モデル GoPro HERO9 Blackが発売されました。
私自身HERO8を購入してさほど時間は経っていませんが、今回のアップデートが欲しい機能ばかりであったため、HERO9も購入してしまいました。
どうせ買うなら早い方が良いということで。
今回は、GoPro HREO8からHERO9でどのような改良が図られたのか、二つの本体を比較してみます。
HERO9の動画に関しては、じっくり撮影してから改めてレビューします。
目次
GoPro HERO9 Blackとは
GoProの最新モデルHERO9は新型のセンサーを搭載し、最大5K/30pの動画撮影に対応するアクションカメラ。もちろん、様々な動画サイズにて撮影が可能で用途に合わせた動画撮影が出来ます。
またカメラ(静止画)部分のアップデートあり、1200画素から2000万画素に画素数アップ。
アクションカメラとしてキモであり、GoProの特徴でもある滑らかな手ぶれ補正もさらに強化され、GoProシリーズ史上、最も進化した手ぶれ補正を実現するとのこと。
10月に別売りで発売予定の「Max レンズモジュラー」を利用することで、「Max HyperSmoothビデオスタビライゼーション」と、「Max SuperView」による超広角の写真およびビデオの撮影を楽しめるとのことで、カメラとしての拡張性も広がりました。
GoPro HERO8からHERO9の改良点
今回のアップデートで変更になったポイントは複数ありますが、見た目部分の変更ポイントをメインにお話しします。
前面ディスプレイが搭載された
まず、一番大きいのはカメラの前面にもディスプレイが搭載されたこと。
これまでは裏側にしかディスプレイがありませんでしたので、自撮りをするときは感覚のなかで撮影するしかありませんでした。
実際にこれくらいだろうと向きを整えても、狙った構図と若干ずれていたりなんてことも多かったので、前面ディスプレイが搭載されたのは本当に大きいです。
背面ディスプレイのサイズも大きくなった
背面のディスプレイにもアップデートがあり、HERO8と比べてひとまわり大きく2.27型にサイズアップしました。
映し出す映像をみやすくなったのはシンプルに嬉しいです。
ちなみに、GoProのディスプレイがタッチパネルになっているのですが、HERO8はディスプレイのサイズが小さくて誤操作をすることが多々ありました。
ディスプレイが大きくなったことで、この辺りの操作感が改良されたら嬉しいですね。
バッテリーの持ちが最大30%強化
続いてバッテリーの駆動時間が改善されたのも個人的には嬉しいポイントです。
GoProのバッテリーは正直乏しく、HERO8で普通に撮影していて駆動時間は1時間もありません。撮影し続けている訳ではないので実際の駆動時間は分かりませんが、45分前後だと感じています。
今回のアップデートにて、HERO8の1220mAhから、1720mAhに大容量化され、駆動時間が従来比で最大30%アップしたとのこと。
なお、バッテリーとSDカードの入れ方は従来通り。
右側面のバッテリー格納部にmicroSDカードスロットがあり、下部にUSB Type-Cポートを備える点もHERO8と同じです。
直接充電する際は、こちらにType-CのUSBケーブルを挿して充電します。
ひとまわりサイズが大きくなった
今回の機能改善により、サイズはひとまわり大きくなりました。
厚みもひとまわり大きくなっています。
アダプターの取り付けは同じ仕様
三脚などのアダプターの取り付け方は、8と同じ仕様になっていましたので、これまでの外付けのアダプターはそのまま使用することができます。
無事三脚も装着することが出来ました。
別売レンズモジュラーで155 度の超広角を楽しめる
HERO8からの大きな違いがレンズ部分のカスタマイズ性能。 HERO9ではレンズ部分のモジュラーを差し替えることが可能になっています。
2020年10月には、HERO9 Black Max レンズモジュラーが発売されることが決定しており、このモジュラーを取り付けることで、155度の超広角での撮影を楽しむことが出来るようです。
GoPro HERO9はVlogユーザーが最も楽しめるカメラに進化
さて、実際の使用はこれからですが、今回のアップデートで感じたのは、Vlogユーザーが一番楽しめるカメラになったなということ。
SONYのDSC-RX100M7などもVlogを楽しむことを専用に作られてますが、GoProのアクションカメラとしての機能は圧倒的です。
そのアクションカメラの機能と合わせて、自撮りがしやすくなったことで、どんな時にもこの一台で楽しめる最強のVlogカメラが登場したと感じています。
これから使うのが楽しみです。