デビュー戦であった昨年の板橋Cityマラソンはとにかく辛いデビュー戦でした。
走り終わって数日経つと少しばかりサブ4を取ったことに対する喜びみたいな気持ちも生じました。フルマラソンを完走するということ。これがどれだけ大変なのかはフルマラソンに挑戦したものにしか分かりません。その中でもサブ4というのはフルマラソン完走ランナー全体の30%程度しかいない事を考えると、よく頑張ったじゃん自分…みたいな気持ちです。
ただしそう思えたのは数日程度であって、やはり悔しさばかりが込み上げてくる日々が続きます。30-42キロ地点の足が動かなくなった地獄のような状態、そういった嫌な思い出のみが脳裏に浮かび離れませんでした。特にランニング中はそれを思い出す事が何度もありました。
板橋Cityマラソンの目標
現在44歳ですが、この歳になるとそれなりに経験も積んできますし、出来るだけスマートに生きたいと考えるようになります。考えなくても自然とそうなります。でもマラソンはスマートだけで戦えるスポーツではなく、改めてがむしゃらさが大切だということに気づかせてもらったようにも感じます。
今の自分にはサブ3.5を達成できる実力はまだ無い。でも、来年の板橋では必ずサブ3.5を仕留めてやる。そう心に決めて練習を積んできました。練習だけでなく板橋Cityマラソンの後、横浜マラソン、湘南国際マラソンと2回のフルマラソンにも出場し、フルマラソンを走るという経験も多少なりとも積むことができました。これまでのフルマラソンの記録としては、
2018年3月18日:板橋Cityマラソン:3:54:32
2018年10月28日:横浜マラソン:3:52:49
2018年12月2日:湘南国際マラソン:3:45:20
と、正直まだサブ3.5を狙える立ち位置には程遠く、現在の実力は調子よく走れたとして3時間30分台だと思います。でも3時間30分台を狙いに行く気は一切ありません。そこに目標を設定してしまったら、目標を達成できても出来なくても後悔してしまうのは明らかです。
目標はサブ3.5。これは絶対にぶらしたくありません。
とにかくキロ4:50を積み上げていくことだけ。前回は4:50を積み上げていった結果、30km手前で足が終わりました。それが昨年の実力だったのです。この1年間で2,200km走りました。足りないと思った長距離走も時間が許す限り取り入れました。昨年よりも成長しているのであれば、30kmより先まで足は動くはず。足が動かなくなるまでとにかく4:50を積み上げる。
その先にサブ3.5が見えるのか、3.5にたどり着けずその手前で終わってしまうのかは分かりませんが、結果がどうであれ昨年の悔しさを吹っ切るには、同じ挑戦をして自分を出し切る以外無いです。
前回は悔しくて泣いたけど、今回はやりきった喜びで泣きたいっす。