昨日のランは、人生初のトラックラン。
なんとなくトラックというと本格的な陸上をやっている人だけが入れる場所だと思ってまして、自分が立つ場所では無いと思っていました。
SNSなどでフォローしているランナーがトラックを走っているのを見て、いつかは走ってみたいなとは思いつつ行動には移していなかったのですが、織田フィールド(代々木公園陸上競技場)が誰でも自由に走れるということを知り行ってきました。
私の練習スタイルは基本「ぼっち練(一人で練習する)」ですが、やはり周りにランナーがいるとモチベーションが上がります。定期的に皇居ランをしていますが、皇居ランが走りやすいことももちろんですが、周りのランナーから刺激をもらえるのが一番大きいです。
織田フィールドランレポ
さて、今回の織田フィールド。
走っているランナーがすご過ぎで驚きました。
みんなとにかく早いのです。
かなりのスピードで走っていて、陸上の大会をテレビで短距離走や中距離走を走っている人たちをみているような感覚。
この中に自分が紛れ込んで良いのか?と不安になるレベルでした。
一瞬引き返そうかとも思いましたが、せっかく織田フィールドに来たのだからと勇気を振り絞ってロッカールームに行って着替えました。
事前情報では得ていましたが、織田フィールドって、ロッカー代もシャワー代も無料なのですね。
そんなに大きくはないロッカーですが、無料はありがたいです。
着替えが終わっていよいよトラックへ。
おお、テレビで見る数字!!(語彙力なくてすみません。陸上未経験者ゆえに・・・)
なんてところにも感動しつつ、体をほぐしながらいよいよトラックデビュー。
今回行ったのは5kmペース走。
トラック内はかなりのスピードで走っているランナーばかりで改めて不安になりつつも、その中では遅めでペーサーになってくれそうなランナーがいたので、そのランナーについていく形で走り始めました。
後ろについて、ガーミンのペースを見ると4:05/km。
遅く見えたけど、そのペーサーかなり早いです。
そして1分も経たないうちにどんどん離されてしまいました。
流石に今の自分の実力で、4:05/kmで5km走り続けるのは無理だろうと、少しペースを落として4:10/kmを目安に走り始めます。4:10/kmでも自分にとってはかなり無理しているタイムです。
1km目 4:09.4
2km目 4:08.8
と続きます。
このペースでのランは多分5月以来。
ここ1,2ヶ月400mなど短距離でのスピードは入れてましたが、キロ単位では走ってなかったため、かなりきついです。
このペースで5kmは無理。
3kmでやめてしまおうかどうしようかみたいなことを考えつつ、
3km目 4:10.3
ペースが落ちてきました。
4km目も同じ4:10.3
なんとか持ちこたえています。
せっかくここまで走ったのだから、20:50を切ることを目標に最後の1kmを走り切ろうと必死のラン。
5km目 4:03.6
として、20:42.3で走り切ることができました。
最後のタイムはもっと落ちるかと思っていたのですが、逆に上がっていて驚きました。
以下はそのログです。
心拍の上がり方がとても美しい。
右肩上がりなグラフは嫌いじゃありません。笑
さて、織田フィールドの凄さを改めて。
走った時間帯(リアルにガチな方が多い時間帯だった)もあったのですが、このペースでトラックを12.5週走ったのに関わらず前を走っているランナーを抜いた記憶がほぼ無いという状態でした。(多分1,2名は抜いたと思うけど記憶に薄い)
逆にこのペースだと気持ちよく抜かされ続けます。
抜かされるレベルが半端なく、あれ?このランナーにさっきも抜かされたよね?、あ、この人も・・・
そんな感じ。
周回遅れってやつです。
4:08/kmで走ってずっと抜かされ続けるって、もう清々しい。
とは言いつつ、今時点での自分の出せる力は全て出し切れた5kmペース走ができたと思います。
ペース走の後は、少し休憩を入れて7kmのジョグ。こちらは5:29/kmペースで走りました。
トラック内の内側(1コース・2コース)はそれなりのスピードを出しているランナーがメインですが、トラックの外側(8コース)はジョグに使う風習があるようで、そこをジョグしているランナーに混じって走りました。
ガチなランナーを眺めながらのジョグは気持ちよいです。
7km走って終了にする予定ですが、無駄にテンションが上がってしまい、最後は200m×8本のWS(流し)を行い織田フィールド初ランを締めくくりました。
5kmペース走→7kmジョグ→200m×8WSの3点セット15km。
メリハリのある良いトレーニングができました。
さて、今回織田フィールドを走ってみて、これからは定期的にお邪魔したいです。
織田フィールドはトップクラスのランナーが集まっていると聞きいていましたが、そういった凄いランナーを見ながら練習を行うのは良い刺激になります。
ウォームアップや練習の流れなど、「そんなウォームアップするんだ。こういった走り込みをするんだ。」と様々な手法を見れるのも勉強になりました。
本当に充実した1日になりました。