CATERPY[RUN+](キャタピラン+)という、ランニング用途に特化した「結ばない靴ひも」を購入してみました。
私は少し大きめのランニングシューズを購入し、靴ひもで調整する履き方をするのですが、その時々の靴ひもの締め付け具合で、足が痛くなってしまう、逆に緩くなってしまうなど、ランニングのパフォーマンスにも影響してしまうという悩みがあったんですね。
キャタピランは「結ばない・ほどけない靴紐」というコンセプトと合わせて、シューズの締め付け具合を調整し、常に同じ締め付け具合でシューズを履けるというものです。
実際の履き心地や調整などをレビューします。
目次
キャタピランの基本パーツと取り付け方法
こちらがCATERPY[RUN+]です。
従来の「CATERPYRUN」から、「CATERPY[RUN+](キャタピラン+)」に名前が変わっていますが、キャタピランプラスは、芯に弾力性を持たさることにより、 通しやすさを維持しながら足元をサポートするフィット感を大幅に向上させた新商品です。
キャタピラン+を開封すると、靴ひも2本と、プラスチックの留め具(キャタピーフック)が入っています。留め具は余った靴紐を固定させるものです。
キャタピランの特徴と履き心地
特徴は、靴ひもに一定の感覚でコブ状のふくらみが付いていることと、ゴムひものような伸縮性を持っていることです。
シューズは履く人によって履き心地の好みってありますよね。
自分の場合だと足の指側はゆったりとしていて、足首側はキツ目が良いというのが基本スタンスで、その中でも感覚的なこだわりがあります。
オーソドックスな靴ひもだと、その時々の微調整によってシューズの履き心地が変わってしまうのですが、キャタピランの素晴らしいところはコブで固定されるため、シューズを履くたびに履き心地の誤差が生じるという事がありません。
ちなみに一発でジャストフィットさせる事はできませんので、走りながら微調整を加えていくような形になります。
3回ほど微調整を入れていくと、しっくりくる履き心地になるポイントが掴めるのですが、一度そのポイントに調整できたら、その後はずっと同じ履き心地で走れます。
ちなみに説明書きには、先端のコブは1〜2こ余るようにしておき、運動時に先端を引っ張ることでフィット感が増すと記載あります。
キャタピーフックは、上の写真のように余ったコブの先端を固定するためのフック。余った靴ひもを固定させておくことによって、ビロビロするのを防げます。
キャタピランのサイズ
キャタピランのサイズは50cm、60cm、75cmなど複数のサイズが発売されています。私は普段26.5cmのシューズを履いていますが、75cmでちょうどよかったです。
50cm、60cmという短いサイズのものは、シューズのサイズと合わせ靴ひもを通す穴の数が少ないケースでちょうど良いのだと思いますが、サイズで悩んでしまう場合は、余った部分をフックで固定できますし、それでも嫌な場合は切ることもできるようなので、75cmをチョイスしておけば良さそうです。
カラーもたくさんあってコーディネイトが可能
私はジャガーブラックという黒のキャタピラン+を購入しましたが、現在17色のキャタピラン+が発売されているので、シューズに合わせて色をコーディネートすることも可能です。
複数色持っておけばどんなシューズでも使えそうですね。他とは違う靴ひもコーディを楽しむのも良いかもしれません。
1つあたりの定価が980円と、靴ひもとしては可愛くありませんが、このフィット感を味わったら、普通の靴ひもには戻れないと思います。