湘南国際マラソンが週末に迫ってきましたので、ネクスト%を履いて走りました。このシューズを履くのは横浜マラソンぶり。(約3週間ぶり)
ネクスト%はシューズの寿命が400km程度と言われているので、練習ではあまり履かず本番とその前のポイント練習のみに履いています。
さて、本日のお題は閾値走です。
トレーニングの流れとしては、自宅から公園まで3kmのウォームアップを行い、約20分間の閾値走、そして3kmのクールダウンで自宅に帰るという流れ。
ここ数日のトレーニングとしては、30km走→15kmジョグ→インターバル走(400×7本)とそこそこの負荷をかけてきてますので、足の状態はどちらかといえば重めの状態。
ガーミン先生にも負荷が高すぎる可能性があると指摘を受けております。
湘南国際マラソン前の最終ポイント走を本日の閾値走にして、明日からは回復させる計画を立てていましたので、キツイのは今日までと決めて実行しました。
まずウォームアップ。
閾値走はそれなりのペースで走るトレーニング。「快適なきつさ」がキーワードです。
今日の目標ペースタイムは4:07/kmで5kmを予定していました。
閾値走でいきなりペースを上げるのは怖いので、ウォームアップでもそれなりのペースで走るようにしています。
4:45→4:21→4:27と最初の1kmは脚の重さを感じましたが、2km目以降は解れて良い感じで走れました。
ウォームアップジョグ終了後、一通りのストレッチを行って閾値走スタート。
走り始めて50mほどしてタイムを見ると4:00/km。
予定の4:07/kmよりも7秒ほどオーバーしているので少しずつペースを落とそうと工夫するものの4:00/kmから落とすことが出来ず。500mほど走ったあたりで強引にペースを落として1km目ラップ4:03.9。
ちなみに前回ネクスト%を履いて閾値走を行った際は、うまくスピードコントロールが出来ず3km目からタイムトライアルに切り替えました。
今回もそのまま突っ込んじゃおうか悩みましたが、この時期に無駄な疲労を蓄積させるのは良くないと心を冷静にもち2km目ラップ4:07.3。
3km目、同じペースで走っていたつもりでしたが、またペースが上がってきてしまい4:03.4、4km目も4:04.0とオーバーペースが続き、ラスト1kmはここまできて落とすのも気持ち悪いということで脚の動きに任せて走ったところ4:01.6。
平均ペースは4:04/kmと当初目標よりもオーバーペースの閾値走となってしまいました。
オーバーペースになったらダメな練習だったのかどうかと言われると、今日のコンデションにおいてはこのペースが「快適なきつさ」であり、2,30分は維持できるペースであったので、閾値走として成立はしているのでしょう。
ちなみに私の現在のVDOTは50〜51程度ですので、VDOTから見ると4:11〜4:15/kmが閾値走の適正ペースになります。
ここ数回の閾値走でのペースが4:07、4:11、4:08、4:09と適正ペースと同じか、少しオーバーする程度のペースで走ってます。やはりこれくらいのペースがちょうど良いのでしょう。
しかしネクスト%を履いて閾値走を行うと、ペース維持が非常に難しく、普段通りの感覚で走るとすぐにペースオーバーしてしまいます。
また、今日のランニング時は雨が降っていて地面もびしょ濡れだったのですが、全く滑るという感覚もなくストレスなく走れました。
やっぱりネクスト%は凄いです。
とは思いつつ、ネクスト%を履かないとタイムが出ない・・・みたいな中毒的なシューズになりそうな感覚もあり。
でもまあ業界的にネクスト%でトップランナーたちも大半が履いていますので、足に合って成果が出ているのであれば右に習えで良いのかもしれませんね。
昔のシューズと比べたら、各メーカーが出しているどれもがドーピングシューズと言って良いレベルで性能良くなっているわけですし。
まだ履いていない方は一度試してみると良いと思います。