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【2019-2020年度版】サブ4向けランニングシューズの選び方と人気シューズ6選!

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Cloudflow(クラウドフロー)

サブ4とはフルマラソンを4時間以内で完走する事を言いますが、フルマラソン完走ランナーの中でもサブ4を達成できるのは上位20〜30%と言われており、多くのランナーが完走という目標の次に目指す一つの大きなステータスです。

私は初めてのフルマラソンでサブ4を達成しましたが、そこまでの道は楽なものではなく、そのレースまでに約1年半で3,000kmのランニングを積みようやく達成できた記録です。

サブ4を目標にするランナーであれば、それなりの走り込みを行ない筋力や走力がついてきていると思いますが、それであっても42.195kmというのは途方もなく長い距離。長い距離を走っても足に負担のかからないフィット感と疲労を和らげてくれるクッション性を大切にランニングシューズを選ぶことがおすすめです。

今回はサブ4シューズの選び方と、おすすめのサブ4シューズを6つ紹介いたします。

サブ4を目指すランナーのシューズ選び。フィット感とクッション性を大切に!

自分の足にフィットしたシューズを選ぶ


ランニングシューズを選ぶ上でまず大切なのはシューズのサイズ感とフィット感です。サイズが合わず緩すぎたりキツすぎたりすると、地面に自分の力をしっかりと伝えられなかったり、シューズの中で足が擦れてしまいマメができたり爪を痛めたりと怪我の原因となってしまいます。

キツめのサイズは論外だとして、「ジャストフィットしたサイズ」・「少しゆとりのあるサイズ」・「緩めのサイズ」の3つの中でどれを選ぶのがベストかというと、私は「少しゆとりのあるサイズ」と「緩めのサイズ」の中間あたりを推奨します。

靴紐を締めて、つま先に1cm程度の余裕があることが理想で、普段25cmのシューズを履いている方であれば26cm〜26.5cm程度のシューズをお勧めします。

1cm程度の余裕というと指先にはかなり隙間ができますが、フルマラソンのように長時間走っていると足がむくみ、指先がシューズにあたり痛める原因となってしまいます。隙間ができたとしても緩めのシューズで紐で固定した方が最終的には怪我せずに走りきれますので、ジャストフィットではなく必ず余裕を持たせたサイズをえらぶようにしましょう。

もう一つがフィット感。各ブランド、シューズごとに足入れ感が異なり、ナイキのシューズは横幅が狭い、アシックスのシューズは日本人の足に合わせて設計されているといったブランドごとの誤差もありますので、まずは何種類かのシューズを試し履きして自分にフィットするシューズを見つけることをお勧めします。

クッション性の高いシューズを選ぶ


フルマラソンを完走するということは、単純に1スライド1mの歩幅だったとすると約42,000歩ものステップを踏み続けることになり普段の生活では体験できないような負担をかけることになります。

ランニングはご存知のとおり連続したジャンプ運動。ということは一歩踏み出すたびに、全体重以上の負担が足にのしかかってきます。ランニングシューズには様々なタイプのものがあり、ソールが薄くてスピードの出しやすいものやソールを厚くしてクッション性を高めたものに分離されますが、サブ4を目指すのであればソールが厚めのクッション性に優れたシューズがおすすめです。

なお、サブ4で走るということは、単なる完走という目的だけでなく5:40/kmというある程度のスピードで走り続けなければなりません。いくらクッション性が高くサポート力が高いといっても、重たすぎるシューズではスピードが出しにくいということもありますので、クッション性がありつつもスピードが出せる、そんなランニングシューズを選びたいですね。

サブ4を目指すランナーにオススメのシューズ

On Cloud Flow

まず一番最初にオススメしたいのが、OnというスイスブランドのOn Cloud Flow。
On は、2010年にスイスで誕生した新しいランニングシューズブランドで、Onの最大の特徴は、世界特許取得技術の「CloudTec (クラウドテック)」システムによるクッション性と爆発的な反発力。私はこのシューズで2回サブ4を達成していますが、走っていると空気がしっかりと入った新品のタイヤで、足が転がっていくような走行感を得られます。

ちなみにOnのコンセプトは「雲の上の走り」。雲の上を走るという事がこういった感覚なのかはよく分かりませんが、走行時の心地よさはなんとも言えません。
また、ランニングシューズっぽくないおしゃれなデザインもポイントですね。

アディダス アディゼロ ボストン8

続いて紹介するのがアディダスのシリアスランナー向けランニングシューズであるアディダス アディゼロ ボストン8。アディゼロシリーズの中でも、足に馴染みやすいクッショニングを備えた、軽量ランニングシューズです。
ソールには上位モデルであるアディゼロジャパンなどと同じブーストフォームを採用し抜群のクッション性と反発性を担保しているとともに、路面が濡れててもしっかりグリップして着地と蹴り出しをサポートしてくれるContinentalというラバーアウトソールが採用されています。

ナイキ ズームフライ3

ヴェイパーフライの兄弟モデルのような立ち位置で、高速ランナー向けとして紹介されることが多いズームフライ3ですが、ズームフライ3のクッション性は抜群に素晴らしく、サブ4を狙うレベルの走力があれば問題なく履きこなせます。
カーボンファイバープレートが持つ推進力で、他のシューズでは体験できない自分の実力以上の走りが体験できるかと思いますが、不思議なほどスピードが出ますので、あえてペースを抑え気味にして余裕を持って走るスタンスがオススメです。(調子に乗ってスピード上げて走り続けると当然心拍が上がりますので、後半痛い目に遭います)

なお、ナイキのシューズは他のブランドよりも細めに作られているので、私の場合は普段のランニングシューズよりも0.5cm大きいものをチョイスしています。

アシックス GEL-DS TRAINER 24

アシックスのランニングシューズは、日本人の足に合わせて設計されているため、足をシューズに入れた時のフィット感がなんともいえない心地よさがあります。

その中でもサブ4ランナーをターゲットとしたGEL-DS TRAINER 24は、ニットアッパーならではのおしゃれ感と足に馴染みやすい素材感が特徴ですが、ランニングシューズとしてのスペックも高く、日常のトレーニングからレースまで幅広く対応するランニングシューズです。ミッドソールにはミッドソールには軽量性とクッション性に優れたFLYTEFOAMを全面に採用。かかと部にはGELを内蔵することで、接地時の衝撃緩衝性を高めています。

ニューバランス HANZO C

ニューバランスのNB HANZOシリーズは、それぞれのゴールを目指す日本人ランナーをサポートすることを目標に誕生したレーシングシューズ。
これまでのHANZOシリーズは、レーシングシューズのため軽さや反発性に優れているものの、その分足への衝撃も強くエリートランナー向けというイメージでしたが、HANZO Cでは、高いクッション性と安定性がプラスされ、サブ4をターゲットとした幅広いランナーが履けるシューズに仕上がっています。

抜群の軽量性を誇るREV LITEのミッドソール・中足部中心に足裏全体での着地を促すレスドロップのラストを採用など、サブ4を達成するための様々なスペックとともに、アッパー素材にはエンジニアードメッシュが採用されており、通気性の高さと優れたフィット感が長距離ランをしっかりサポートしてくれます。

ミズノ WAVE AERO 17

ミズノのランニングシューズの特徴は、アシックスと同様に日本人の足に馴染みやすいフィット感。日本人は足幅が広い傾向がありますが、そういった足幅にフィットするシューズを作ってい流のがミズノというブランドです。海外メーカーだと合わないけど、ミズノのシューズはフィットする方も多いのではないでしょうか。

そのミズノの中でもサブ4を目指すランナーをターゲットに開発されたのが、WAVE AEROシリーズ。現在17代目となるWAVE AERO 17は代を重ねるたびに進化を続けています。独自の波形プレートで走行時のブレを最小限にするとともに、クッション性に優れた軽量ミッドソール素材「U4ic」は蹴り出しから着地までの衝撃を抑えて、軽やかな走行を実現。サブ4ランナーに必要なペースの持続力をサポートしてくれます。

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lifelog

フルマラソン3時間9分。サブ3を狙って毎月250〜300km走っている市民ランナーです。

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