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Garmin ForeAthlete 235J(ガーミン235J)購入して2年半5000キロ以上を走ってのレビュー!

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ガーミン235J

ランニングウォッチ Garmin ForeAthlete 235J(以後、ガーミン235J)を2016年12月から使用し始めて約二年半が経過しました。この二年半でガーミン235Jとともに走った距離は5000キロ以上。その5000キロの中には日々のランニングはもちろん、フルマラソンも4回含まれています。


こちらがランニングのトータルデータ。

また、ランニングにステップ(歩数)を合わせると、2019年4月13日現在約1400万歩(13,946,265歩)のステップと距離にして約12,000km(11,980.22km)というデータがログとして残っています。我ながらよく歩きましたね。12,000kmってどこまで歩ける距離だろ。笑

ガーミン235Jを装着しているのは24時間365日で、外しているのはお風呂に入っている時(お風呂に入っている時に充電)のみ。この2年半、私にとって一番身近にいた存在がガーミン235Jです。

今回はこのガーミン235Jについて改めてレビューしたいと思います。

Garmin ForeAthlete 235J(ガーミン235J)レビュー

ガーミン235Jを購入に至るまでの経緯は前回書きましたので以下をご覧ください。

ガーミン235Jの概要

今更説明は不要かもしれませんが、Garmin ForeAthlete 235J(ガーミン235J)はGPSの機能が付いた人気ランニングウォッチです。GPS機能が付いていることで、ランニングした場所やタイムなどがきちんと細かく測定されるとともに、ガーミンが提供するアプリ(ガーミンコネクト)と連携してログを蓄積し、後からPCやスマホで閲覧することが可能です。


上の写真は先日走った板橋Cityマラソン2019でのログ。(PC版ガーミンコネクト)拡大してご覧ください。

走った際の詳細情報が蓄積されていくのは楽しいです。データを役立てられているかどうかは微妙ですが、眺めて思い出に浸ったりするだけでも十分に満足です。

画面左側の一番下には何のシューズを履いたかもログとして残っているのですよ。

こういったGPS機能付きランニングウォッチは現在複数のメーカーから発売されておりますし、ランニングウォッチでなくともスマホでもGPSを活用した測定は可能です。

そういった中でガーミン235Jが素晴らしいのは、抜群のGPSの精度、光学式心拍計により心拍の状態が測定できる、ランニングを行う上で把握したい様々な情報を管理できるといったランニングウォッチとしての基本性能の高さを持ち合わせている事。

合わせてステップログや睡眠ログなど自身のライフログを管理できる機能、またスマホと連携して電話やメッセージをプッシュ通知してくれたりなどスマートウォッチとしての機能も持ち合わせいるところです。

ガーミン235Jのデザイン

ガーミン235J
こちらがガーミン235Jのフロントから見たデザイン。大きな液晶画面と左右にボタンが5つ付いておりこの5つのボタンで操作をします。


バンドは触り心地はサラッとして、適度に伸縮性もあります。走っていてバンドがベタつくという感覚はありません。
またゴム素材なので水洗い出来るのが便利ですね。


購入時に2セットのベルトが付属しており、好きな方を選んでセットアップできます。私はおもて面黒、裏面赤のベルトでセットアップしました。ベルトが2セット付いているのはデザイン的な好みで合わせるだけでなく、ベルトが切れてしまった時の予備品としての用途もあるのでしょう。

なお、私は二年半の使用の中でベルトを固定する輪が切れて取れてしまいました。予備のバンドと交換しようとしましたが、予備ベルトが旅に出てしまい(自宅内で無くした)になっており輪無しで使用しています。

別売りでバンドだけ購入することも出来ますが、それなりの金額ですから何とか見つけ出したいです。苦

充電方式


235Jの充電は、付属のクリップ式充電ケーブル(USBタイプ)を使います。

ガーミン235Jの充電
充電している風景

ガーミン235Jのバッテリーの持ちと充電の早さも満足できるレベルで、1日8-10キロ程度のランニングを含んで1日中ガーミン235Jを装着していると、バッテリーは50-65%程度の残量まで減ります。その残量から充電を開始して30分程度で100%まで回復しますので、朝ランが終わってシャワーを浴びて支度している間に充電を済ますというルーチンが出来上がっています。

下の写真は、4/11の充電風景。朝7:16時点で54%まで減っていたバッテリーが、35分後の7:51には100%まで回復していることが確認できます。

また、長年使っていると心配になるのがバッテリーの劣化です。万が一、フルマラソン中にバッテリーが切れてしまったら意味ありません。板橋cityマラソン2019(ガーミン235Jを購入して2年4ヶ月)でのバッテリーの状態をお話ししておきますと、朝5:00にバッテリーを100%にして家を出発。

自宅に帰ったのは夜22:30でしたが、バッテリーは55%残っていました。

購入してから2年も経つとバッテリーの劣化が気になりますが、フルマラソンの距離(42.195km)の間GPSを使っていて、この残量ですからまだまだ使えそうです。
なんとなくバッテリーの寿命というとiPhoneとか思い浮かべちゃうんですよね。1年も経つとあっという間に充電が終わっていくあれ。

GPSの捕捉時間

私がランニングウォッチを購入するまで気にしていなかった要素で重要なポイントがGPSの捕捉時間。購入するまでボタンを押せば瞬時にGPSが使えるものだと思っていました。

ガーミン235Jの場合、GPS機能を使う時(走り始めるとき)に時計右上のボタンを押します。ボタンを押すと同時にGPSを捕捉し始めますが、環境の良いところでは本当に数秒程度(2〜5秒)、環境が悪いところだと10〜30秒ほどで捕捉します。(捕捉に1分以上かかったケースは過去に数回ありまして、環境による影響が強そうです)

私の場合、235Jが初のランニングウォッチですからこの捕捉時間がスタンダードになってしまっているのですが、他のランニングウォッチから乗り換えた人たちから見ると異例の速さのようです。

ランニング前体をほぐしている最中にはGPSをキャッチしていますのでGPSの捕捉時間が長くてストレスに感じたことは過去にありません。

GPSの精度

続いてGPSの精度。私がスマホアプリ、Runtasticからガーミン235Jに乗り換えた理由の一つがRuntastic(iPhone本体かな)のGPSにおける精度の弱さです。

実際に、ガーミン235Jを購入したタイミングでガーミン235JとRuntasticを同時使用して数ヶ月間走ってみて誤差を測定していた時期がありますが、Runtasticの方が実際に走った距離よりも長く測定されます。

上がガーミン235Jでの2017年1月〜5月の走行距離、下がRuntasticでの2017年1月〜5月の走行距離となります。

1月:200.3km(235J):205.08km(Runtastic)
2月:89.7km(235J):91.60km(Runtastic)
3月:121.0km(235J):123.29km(Runtastic)
4月:201.1km(235J):206.88km(Runtastic)
5月:238.7km(235J):247.30km(Runtastic)

趣味で走っている分には良いのかもしれませんが、レースでこれだけの誤差が出たら大変ですよね。笑

この際、ガーミン235Jが正しいと言える根拠って何なの?という疑問が湧くわけですが、その疑問を払拭するために走ったのが皇居。

皇居を一周すると丁度5kmになるということは皆さんご存知だと思います。厳密に正確な距離を測ると4.977kmだそうです。(桜田門をくぐるルートだと、4.95kmだとか。)

ガーミン235J皇居ラン10kmしてみたところ、以下のようになりました。

実際の5km弱で測定できているかどうかについて、地図を拡大すると、

10kmに合わせるために2週目の最後でスタート地点よりもオーバーしてゴールしてますので、皇居ラン2週で10km弱と測定できていることが分かります。こちらのデータを元にガーミンのGPSは信頼できると考えています。

ガーミン235Jが便利だと感じること

ガーミン235Jの魅力を伝えようとすると信じられないくらい長文になってしまうので、掻い摘んで便利だな〜と感じていることをお話します。

トレーニングを管理するワークアウト

ガーミン235J ワークアウト
ガーミン235J を使う上で使わなきゃもったいないとも言える機能がワークアウトという機能。自分でトレーニングメニューを作成してガーミン235Jでランを管理しながらトレーニングすることができます。

1つ見てみましょう。
一番上の「20-4:00×7」というワークアウトは、20分間のウォームアップを行い、4:00ペースでのインターバル走を7本こなすというメニューです。(メニュータイトルは自分で考えて分かりやすい名前をつけます)

具体的には以下のキャプチャーのように設定できます。

ラン – 1.00 km – 3:50~4:10 分/km

となっていますが、「3:50より早く走る・4:10より遅く走る」と、235Jのバイブレーションにより知らせてくれます。

5本目・6本目と後半の辛い時にもっと早く走りなさいと連続で振動されるときは本当にキツい。ワークアウトの設定では無謀なメニューを組んでしまい、走っている時に後悔すること多々あるんですよね。(走ってないときは無駄に自信がみなぎっており。)

シューズ管理が便利


続いてシューズ管理。私はランニングシューズをガーミンコネクトに登録しており、どのシューズで何キロ走ったかを管理するようにしています。

走る際にどのシューズで走るかを設定できます。(設定し忘れても後から修正できる)

基本的には1つのシューズで800kmという寿命を決めて、バランスよく履きこなそうとしていますが、以前はシューズに全く興味が無く、adizero Takumi ren3では2123kmという信じられないデータが残っています。

ちなみに2100km走り切ったadizero takumi ren3はこうなりました。


左:2100km走った「adizero takumi ren3」と、右:新品の「adizero takumi sen5」。こんな状態で走ってたら怪我の元になりますので、絶対に真似しないように。笑

買い替えのタイミングも掴めますし、複数のシューズをバランスよく履き替えることで寿命も伸ばせるかと思っています。

ログの蓄積がとにかく楽しい

二年半という期間、ガーミン235Jと共に過ごしていると、とにかく膨大なログが蓄積されてきます。ランやステップのログだけでなく、睡眠や心拍などなど。
ログはふと思い出したように見返すのですが、ログを見返すひと時が妙に楽しかったりします。

この時期よく走ったな〜とか、この時期は心拍上げてないなーとか、あの当時は忙しくてあまり睡眠取れてなかったんだよなーなどなど。

まとめ

長文になってしまいましたが、ガーミン235J、フルマラソンをベースにするなら最高のランニングウォッチですよ!

lifelog

フルマラソン3時間9分。サブ3を狙って毎月250〜300km走っている市民ランナーです。

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