ガーミン235Jを購入して1年半が経過しました。
購入して以来毎日お風呂に入るとき以外は腕に巻いていましたので、235Jとともに過ごしてきた1年半と言っても過言ではありません。
ランニングウォッチとして購入したガーミン235J(正式名称はGARMIN ForeAthlete® 235J)ですが、この1年半のランニングログだけでなく、ステップ数(歩数)、睡眠ログ、心拍ログ、体重(入力したもの)など私のライフログ全が記録として詰め込まれています。
それぞれのログは必要なときにチェックするレベルですが、ログをつけているからこそ分かることも多く今ではなくてはならない存在となりました。
今回は1年半の節目として、ガーミン235Jを着けてどれくらいのトレーニング成果があったのか、またどのように活用できているのか、さらには235Jのトラブルなどについても改めて纏めたいと思います。
目次
ガーミン235Jを購入して1年半使用レビュー
まずはじめに235Jを着ける一番の理由であるランニングについて。
ログを確認したところ、この1年半で321回のラン・総走行距離は3,245.84 kmでした。1年半で321回のランというと、1週間で4回程度のランニングを続けているというイメージでしょうか。
改めて数字を見て3,200km超えというのは我ながらよく走ったな〜と感じます。
下の写真がそれぞれの月の詳細。月によって波がありモチベーションが上がっている時期・下がっている時期が分かりますね。良い記事も悪い時期もログはごまかせません。
シンプルに自分を分析すると、2月前後の冬場の寒い時期は走れていない(2年連続で100km未達)です。
また、2017年の9月から平均して距離が落ちていますが、9月上旬に怪我をして走れない時期が続いてしまいました。11月ごろ回復したかな〜と思い200kmを走りましたが、やっぱり痛みが再発して12月から距離を落とした思い出があります。
この写真はPC版のガーミンコネクトですが、月ごとのアクティビティ・距離だけでなく、走行時間・消費カロリー・高度上昇合計・平均スピード・平均心拍・平均ピッチなどが1ページで閲覧でき、別の月と比較できるのがありがたいです。
尚、このデータは月ごとだけでなく週単位や年単位でも閲覧できますので、より詳細な統計を見たい方には週単位が良いでしょうし、長いスパンで見たいときは年単位で見ることも可能。
こちらは年単位での統計です。それぞれ走行距離が違うので一概には言えませんが、2016年から2018年にかけて平均スピードは上がっているけど平均心拍数が下がっているということが一目でわかりますね。少しずつですが成長していることが数値としてわかります。(衰退していなくてよかった。)
自己ベスト
続いてこれまでのランニングで出した自己ベスト。1km、5km、10km、ハーフマラソン、フルマラソン、最長距離の自己ベストを見ることが可能。1マイルという単位も見れますが、あまり活用していません。
個人的な目標はフルマラソンで3:30:00(サブ3.5)。まだまだ実力的には遠いですが、今年中にはなんとか仕留めたいです。
それぞれの単位での当面の目標は、1km:3:30、5km:20:00、10km:42:00、ハーフ:1:35:00、フル:3:30:00ですが、これくらいのログが蓄積されてくるとベストを更新することが難しくなります。
以前は何気なく走っていたらベストタイムを更新していたという流れでしたが、最近タイムを狙う時は最初からベストタイムを狙って準備して走るといった感覚になってきました。(当たり前かもしれませんが、ようやくその土台に立ったようです)
ガーミンのGPSの精度
ランニングウォッチを使用していて最も気になるのがランニングウォッチのGPS精度です。以前ガーミン235Jを購入して少しした頃、それまで使用していたiPhoneアプリであるRuntastic(ランタスティック)とガーミン235Jとの比較を行いました。
その時の記事が下記の記事となります。
ガーミンのGPS性能が高いことは有名ですが、その当時は皇居を2週走ってガーミンのGPS性能を確認しつつ、Runtastic(iPhoneアプリ)との比較を行うというものでしたが、ガーミンのGPSは期待通りの結果を出しました。
この後、2018年3月にフルマラソンを走りましたが、フルマラソン42.195kmの距離に対してログとして残っているのは42.38kmとなり185mの差がありました。
ただフルマラソンは直線を走り続けるのではなく、前の人を抜いたりエイド(休憩所)に入ったりと横に外れながら走って行くため185mというのは誤差の範囲だと感じます。また完走後、2,30mくらいストップ押すのを忘れていましたので。
※フルマラソンでガーミン235JではなくRuntasticで測定していたら、実際の完走のだいぶ前にRuntastic側ではゴールというなんとも言い難い結果を残したのではないかと感じております。
こちらがフルマラソンを走った時のガーミンのGPS記録。どこを走ったかもログとして残せるのは大変ありがたいです。
スマホアプリの使いやすさ
ガーミン235J と連携するスマホアプリはGARMIN Connectというものがあります。
上記で上げた写真はPC版のGARMIN Connectですが、スマホ版でも必要なデータは全て閲覧できますし、とても使いやすいものになっています。
ランニング後にすぐに見たい情報、定常的に見たい情報、たまに見たい情報がありますが、それぞれがうまく階層化されておりアクセスがしやすいです。(多少の慣れは必要ですが)
私の場合、走った後にラン記録をTwitterにアップしていますが、キャプチャーを撮りたい画面にたどり着くまでGARMIN Connectを開いてから1ステップのみ、そのランの詳細を見るには画面をスライドさせるだけなので本当に楽です。
こちらがスマホのランニング概要画面。
235Jを使用して起きたトラブル
続いてガーミン235Jを使用していて実際に起きたトラブルについて。
使い始めて1000kmランを達成した時に下記の記事を書きました。
実際に起きたトラブルとしては、GPSの誤動作、フリーズ、時間のズレなどで4回のトラブルが発生しました。
この記事を書いたのが2017年8月ですので、今から約10ヶ月前となりますが、この期間においてはトラブルと言えるようなトラブルは起きませんでした。
一度235JとGARMIN Connectとの接続が不安定な時期がありましたが、こちらもアップデートにより解決したように感じます。
サービスの不具合は定常的に改善されて、より良いものへと進化しているのはありがたいですね。
身体の変化
続いてカラダの変化について。
私がランニングを始めた当初に掲げた目標が、食事制限をせずに痩せたいというもの。身長170cmですが体重が70kgを超えていましたので、ランニングで65kg前後まで絞りたいというのが目標です。
1年半で3200kmという距離を走った結果、体重は72kgになりました。70kg→72kgへと2kgの増加です。
この増加というのは正直驚きまして、最初の数ヶ月は体重が落ちて行く傾向にあったのが、昨年末くらいから徐々に体重が増えていくという状態になりました。
結果として、1年半食事制限をせずに3,200kmのランニングをしても私の場合体重は落ちないという事が分かりました。(同じ1年半で4,000km、5,000km走れば体重が落ちるかもしれませんがそれをあると怪我につながってしまうため現実的ではないです)
とは言いつつ、ランニングをする前と比べて体は絞れましたので、贅肉が落ちて筋肉がついたのだと信じております。
ただ、現在の目標は体重を落とすではなく、フルマラソンでサブ3.5を取りたいという目標に変わりました。その場合、やはり体重は軽いに越した事はありませんので食事制限も含めて今後は考えないといけませんね。※走るととにかくお腹が空いてしまうので、食事制限は本当にキツい。
まとめ
今回はランニングに特化した使用感などを書きましたが、とにかくこの一年半飽きずにランニングを続けられたのはガーミン235Jのおかげです。
ランニングウォッチとしての基本性能の高さ、様々なログから自分を分析できるツール面の素晴らしさなどさすがガーミンと言わんばかりの性能を発揮してくれています。
購入時は値段の高さに躊躇しましたが、フルマラソン完走(サブ4)という大きな目標を達成できましたし、今ではそのさらに上を狙ってトレーニングに励むことができています。
また、40代の今も中年太りのおじさんにならなくて済んだのも235Jのおかげです。脱いでも恥ずかしくない身体を作れました(笑)
ランニング以外にもステップ(歩数)・睡眠・心拍・体重などのログなども1年半取り溜まっており、ステップに関しては日々の運動量を確認するのに最適で毎日見るようにしています。
これからもトレーニングの相棒として、長く使っていきたいですね。
2019年4月追記
ガーミン235Jを購入して2年半が経過し、5000km以上のランニングログを積み重ねてきました。
5000km走ってのレビューを上げていますのでご覧ください。