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【ナイキ ジョイライド ラン フライニット レビュー】ソールに詰まった沢山のビーズが足の形にフィットして面白い

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ナイキ ジョイライド ラン フライニット

ナイキのランニングシューズの新作、ナイキ ジョイライド ラン フライニットを履かせていただく機会がありました。このシューズの特徴は何と言ってもソールに詰まった沢山のビーズにより、衝撃をしっかりと吸収してくれること。ランニング中にビーズが動き自分の足にフィットしてくれることの2点が大きな特徴です。

ナイキらしいスタイリッシュなデザインと、ソール部分は透明なラバーにより中の見えるのが面白いですね。今回はこのナイキ ジョイライド ラン フライニットについてレビューします。

[ナイキ] アルファブースト ジョイライド ラン FK フライニット メンズ ランニング シューズ Joyride Run FK AQ2730-001, 27.0 cm [並行輸入品]
NIKE(ナイキ)

ナイキ ジョイライド ラン フライニット レビュー

ジョイライド
まずこのシューズのコンセプトですが、けして早く走るためのシューズではなくランを楽しむためのシューズです。ナイキのシューズでは、速さを追求するズームX ヴェイパーフライ ネクスト%、裸足感覚で走れるナイキフリーランなどいくつかのカテゴリがある訳ですが、今回のジョイライド ランは「楽しく楽に走る」がコンセプトです。

衝撃吸収性はとても高いシューズとなりますので、健康のためにジョギングを始めたい、本格的にランニングを始めてフルマラソン完走を目標とするようなランナーがターゲットとなり、それなりに速さを求めるランナー向けのシューズではありません。

シリアスランナーが履くのであればLSDや疲労回復ランなどにはお勧めできるかと感じます。またおしゃれなシューズであることは間違いありませんので、普段の生活で履くのがメインでその中で走ることもあるといったケースにちょうど良いでしょう。

私が保有しているシューズだと、おしゃれで普段ばきにも活躍するし走っても大丈夫なアディダスのウルトラブーストの感覚に近いです。

ウルトラブースト レビュー・ランニング&普段履きどちらも実用度の高い万能でおしゃれなシューズ

足入れ感


とりあえず普段履いているランニングシューズと同じ26.5cmを履かせてもらったところ、かなりキツめで全く足が入っていきませんでした。ナイキのシューズは比較的幅が細めに作られているものが多い気がしますが、他のナイキのシューズよりもさらにキツめな感じがしました。

0.5cm大きい27.0cmを履いたところなんとか履けたけどかなりキツイ感じ。27.5cmも試させてもらいましたが、横幅は丁度良いものの今度は長さが全く合いません。ランニングシューズは普段から1.0cmほど緩めのシューズを履いていますので、そこからさらに1.0m大きい2.0cm増しは流石に厳しいです。

結局横幅はキツイけど大きさは妥協できる27.0cmで走らさせてもらうことになりました。

走行感


さて実際に走り始めてみると、ビーズの形状からなのか、かかとの周りに対して若干の違和感がありました。ビーズが動いて違和感とかそういったことは一切ありませんが「何かしっくりこない」感じです。具体的には地面に着地するときにスムーズではないイメージ。デコボコしているというかそんな感じです。

とは言いつつ、ゴムのような弾力性が面白い感覚だな〜、でもビーズじゃなくても良いんじゃないかな〜などと考えながら走っていました。

1kmほど走ると当初の違和感は消え、自分の足にしっくりときている感じがしました。良い意味で一体感が生まれた感じです。中に入っているビーズが走っている間に少しずつずれていき、自分の走りに合わせた形状に配置されたのだと思います。

その後10kmほど、6:00/km程度のジョグペースで走ってみましたが、ストレスなく気持ちよく走れました。

ちなみに途中で4:30/km前後まで上げてみましたがヒールストライクで着地したときの反発が面白く、ゴムボールのように弾むような感覚がありました。これがビーズによる反発なのだと思いますが、この跳ね方は他のシューズでは味わえないと思います。

とは言いつつ、このシューズを履いてスピード負荷の高いランニングは考えずらく、あくまでもジョグやLSD専用のシューズと割り切って履いた方が良さそうです。


ビーズを包んでいるラバーのような素材の弾力性も非常に高い。


フロント側は少しふにゃふにゃした感じがしました。

まとめ


このシューズを履いた前日までかなり負荷の高いトレーニングを行なっていました。
たまたま皇居で疲労抜きジョグをしようと考えていたタイミングで、このシューズを履くことができたのですが、疲労抜きシューズとしては大正解でした。

これからランニングを始める方、それなりに走りこんでいる方においては緩いジョグなどでは良い効果を発揮してくれると思いますし、デザインがカッコ良いので普段ばきにしても良いかもしれません。

ただ、問題なのはサイズ感。
ナイキのシューズは他のブランドと比べてキツめに作られているように感じますが、そのナイキのシューズの中でもキツく、正直このシューズに足型が合う人って日本では少ないのでは?と感じられるほどでした。

とにかくデザインがカッコ良いので、サイズが合えばジョグ・LSDにお勧めできますし、それ以外にも休日のウォーキングシューズにも良いかもしれませんね。

以上、ソールにビーズが詰まった話題のシューズ、ナイキ ジョイライド ラン フライニットのレビューとさせていただきます。

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NIKE(ナイキ)

lifelog

フルマラソン3時間9分。サブ3を狙って毎月250〜300km走っている市民ランナーです。

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