昨日のMGC、日本橋にて見てきました。
オリンピック内定をもらった、中村匠吾選手・服部勇馬選手・前田穂南選手・鈴木亜由子選手、おめでとうございました。
そして他の選手も本当に素晴らしかったです。
東京オリンピック残り1枠
東京オリンピックでのマラソン枠は男女3名ずつあり、今回のMGCにて男女2名の内定が確定しました。
残り1枠については、男子は12月の福岡国際、来年の東京、びわ湖の3大会、女子は12月のさいたま国際、来年の大阪国際女子、名古屋ウィメンズの3大会で、男子2時間5分49秒、女子2時間22分22秒の基準記録以内で走れば3人目に内定されます。
複数いれば一番記録の良い選手、だれもいなければMGC3位の選手が代表になる訳で、現時点では、MGC3位の大迫傑選手・小原怜選手がその権利を握っています。
ちなみに男子2時間5分49秒、女子2時間22分22秒というのは、男子は大迫傑選手の2時間05分50秒(2018年シカゴマラソン)、女子は松田瑞生選手の2時間22分23秒(2018年ベルリンマラソン)という記録を抜くことが条件とされる訳ですね。
このタイム決定についてはこちらの記事がわかりやすいです。
https://www.jaaf.or.jp/news/article/12727/?competition=1366
男子の2時間5分49秒というのはMGCで3位になった大迫選手がもつ日本記録でもあります。
日本記録を更新しないとオリンピックに出場できないというのはかなり酷ですが、逆にいうと枠を狙っている選手全員がこの日本記録を今後の3大会で死ぬ気で勝ち取りに来るということ。
勝敗ではなく、ただただタイムだけを追いかける。
しかもそのタイムが日本記録であり、その日本記録を全力で破りに来る3大会。
今回失速してしまった設楽選手もこのままでは黙っていないでしょうし、大迫選手も油断はしていないでしょう。
もしかすると今後の対象3大会でまた日本記録が更新される可能性があるということです。
とは言いつつ、2時間5分49秒のキロあたりのペースは、2:58.91/kmというとんでもないペース。
このペースに対象ランナー全員がガチで挑戦していく訳ですから、応援側も楽しくて仕方ありません。
選手の皆さん、引き続き頑張ってください!