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SOUNDPEATS RunFreeレビュー! 良い音を楽しみながら外部音も拾えるランニング用イヤホン

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SOUNDPEATS RunFree

SOUNDPEATSから発売された、ランニングユーザーをターゲットにしたオープンイヤー型無線イヤホンSOUNDPEATS RunFree。

耳穴をふさがないタイプなので、ランニング中にも周囲の音を耳に取り込みながら安全に使えるのが特徴です。

音楽を聴きながらも自動車など外部音もしっかりと拾えるので、安全にランニング中の音楽を楽しめます。

SOUNDPEATS RunFreeを使用しましたので、音質や使用感をレビューしていきます。

本レビューはSOUNDPEATS様より製品提供を受けてレビューしています

SOUNDPEATS RunFreeの基本情報

まずSOUNDPEATS RunFreeの基本情報を紹介します。スペックを解説していくので、ご参考ください。

スペック

  • オープンイヤー型無線イヤホン
  • 本体操作:物理ボタン式
  • ドライバー方式:16.2mmダイナミックドライバー
  • 再生周波数帯域:20Hz~20kHz
  • 対応コーデック:AAC,SBC
  • Bluetoothバージョン:Bluetooth5.3
  • 最大持続時間:14時間、充電時間:1.6h
  • 重量:28g
  • 充電コネクタ:USB Type-C
  • ENC通話ノイズキャンセリング機能:〇
  • 専用アプリ:〇
  • マルチポイント:〇
  • 防水性能:IPX4

SOUNDPEATS RunFreeはオープンイヤー型の無線イヤホンながら、低音の質にしっかりとこだわったイヤホンです。

具体的には16.2mmという一般的なイヤホンではみない大型のダイナミックドライバーが搭載されています。

また、バッテリー最大持続時間が14時間と長いのも特徴です。

日々のランニングのみでなく、フルマラソンや10時間以上走り続けるウルトラマラソンで使い倒しても問題ありません。充電時間も1.6時間と短時間でフル充電できます。

通信はBluetooth5.3と2023年時点最新の規格。従来の規格よりも無線の安定性・接続スピードが高いです。

充電コネクタはType-C規格のため他の製品とケーブルを使いまわしたり、同じ充電器で同時充電したりするのに適しています。

また、マルチポイントにも対応しています。マルチポイントを使うことで、接続先の切り替えをせず複数機器を使い分けられるというメリットがあります。

外観

SOUNDPEATS RunFreeはオープンイヤータイプであるためイヤホンでありながら耳をふさがない形状になっています。

ワイヤーが後頭部に自然と回り込むネックバンドになっていことで、ランニング中に落ちる心配がありません。

素材は液体シリコンを採用。形状・素材の両面から、疲れにくさを追求しています。

装着感もよく、長時間つけてランニングしていても、イヤホンをつけているというストレスを感じさせないようにデザイン・設計されています。

SOUNDPEATS RunFreeの音質・使い心地をレビュー!

SOUNDPEATS RunFreeは音質や使い勝手にも大きな特徴があります。続いてSOUNDPEATS RunFreeの音質と使い勝手をレビューしていきます。

低音の質が高く迫力がしっかり感じられる!

SOUNDPEATS RunFreeは、オープンイヤー型イヤホンの中で低音の質が圧倒的に高く迫力をしっかりと感じられるイヤホンです。

低音の質が高いのは、本機には16.2mmのダイナミックドライバーが搭載されているため。

ダイナミックドライバーには、低音の迫力が良いという特徴があることと合わせ、イヤホンのドライバーとしてはかなり大きめです。

合わせて「ラムダ型音響空間」と呼ばれる独自設計の技術を採用することで、原音を損なうことなく、低音域の量感を向上させることができます。

この二つの特徴により、低音が良くなっています。

音場が広く定位感も優れている

SOUNDPEATS RunFreeを聴いて感じたことですが、音場が広いです。

音場は「どれほどの広さから聞こえてくるのか」を表現するための言葉で、音場が広いというのは、音がより大きく空間に広がっているように感じるということを指します。

さらに定位感も優れています。

定位というのは音がどこから聞こえてくるのかを感じることです。ボーカルの位置、ギターやベース、ドラムがどこから聞こえてくるかしっかりと聞き取れます。

SOUNDPEATS RunFreeは音場が広く定位感が良いので、音に包まれているような感覚が得られます。

音を上げたときの音質が良い

SOUNDPEATS RunFreeは、音量を上げると音質がより良くなります。

特に低音はより顕著で、音量を上げると全体的な迫力が増し、より低音による下支えが強力になります。

もちろん、中音・高音も埋もれることはなく、バランスは保ったままです。

ボタンの操作がしやすい

SOUNDPEATS RunFreeは、操作ボタンが物理ボタンになっており、3つのボタンが付いていますが、3つのボタンのうち、中央ボタンのみ出っ張った作りになっています。

これにより、目で見ずともどのボタンか判別しやすくなります。出っ張りを確かめておけば、中央・左・右を簡単に押せるので操作性が高いです。

無線の持続性が高く通信速度も早い

SOUNDPEATS RunFreeは、最新のBluetooth5.3を使用しています。

Bluetooth5.3の特徴は無線の持続性が高く通信が安定し途切れづらいです。

さらに、接続および通信速度もBluetoothではトップで早いです。瞬時に接続できるうえに、遅延が比較的少ないため便利。

音飛びや音切れなどBluetoothイヤホンでよく挙げられている問題点も解決しており、Bluetoothイヤホンのなかでも比較的安心して使い倒せます。

SOUNDPEATS RunFreeとShokz OpenRun Proの比較

ランニング用イヤホンとしては骨伝導イヤホンが有名です。骨伝導イヤホンで人気のShokz OpenRun ProとSOUNDPEATS RunFreeを比較しながら紹介していくので参考ください。

音質を比較

SOUNDPEATS RunFreeのほうが圧倒的に音質は高いです。特に低音はRunFreeが有利。

Shokz OpenRun Proは骨伝導のため低音はほとんど入ってきませんので、聞き比べると差は明確です。

またボリュームを上げた際、Shokz OpenRun Proは骨伝導イヤホン特有のくすぐったさがあるのが難点です。

Shokz OpenRun Proは走りながらとりあえず音楽が聴ければ良いという方向け、SOUNDPEATS RunFreeは走りながらも音質にもこだわりたい方に適しています。

Shokz OpenRun Proの音質を気に入っている方からしてみたら嫌なふうに感じられてしまいますが、圧倒的に違うので仕方ありません。

音質で選ぶのであれば、SOUNDPEATS RunFreeの圧勝です。

使い勝手を比較

装着感としてはいずれも同等。SOUNDPEATS RunFreeの方が耳に近いところに装着するため、付けている感が高いと感じるケースもあります。

ランニング中ではどちらもずれ落ちるという心配は一切感じませんでした。普通のジョグでも疾走している状態でも問題ありません。

防水性能は、SOUNDPEATS RunFreeよりShokz OpenRun Proのほうが優れています。

SOUNDPEATS RunFreeのIPX4は生活防水程度のスペックで、日常生活でつく水滴、多少の雨程度なら耐えられます。汗をかく分にも問題ありません。

ランニングでの使用なら問題なく使えるけど、終わった後の水洗いは避けたいです。

Shokz OpenRun ProのIP55は、さまざまな方向からの水の直接噴流でも耐えられるという規格です。合わせて粉塵が内部に入るのを防いでくれます。ランニング後に水洗いしても大丈夫でしょう。

外部音の聞きやすさを比較

ランニングで使用するイヤホンは、音楽を聴きながらも外部音がきちんと聞こえるかもポイントになります。

骨伝導イヤホンであるOpenRun Proは元々外部音を遮断されないように設計されており、耳を全く塞ぎません。そのため、音楽を聴きながらでも外部音がしっかり聞こえます。

逆にSOUNDPEATS RunFreeは一般的なイヤホンをベースに外部音も聞こえるように設計されています。

音量を上げすぎなければ外部音もしっかりと聞き取れますが、音量を上げすぎてしまうと外部音が聴きづらくなってしまうことは否めません。

音量を上げたほうが音質が良いという特性上、どうしても音質を上げて聞きたくなるのが悩ましいところです。

外部音の聞き取りやすさではOpenRun Proに軍配が上がります。

値段を比較

SOUNDPEATS RunFreeは、定価が6,680円です。Shokz OpenRun Proの価格は定価で23,880円、RunFreeの定価と比べ3倍以上の差があります。

骨伝導であること、骨伝導界隈ではスタンダード製品になっていることからの値付けですが、音質を含めイヤホン全体の質から考えると高いです。

SOUNDPEATS RunFreeは定価が6,680円と安価でありながら、しっかりとした良音を楽しめます。機能も豊富で、専用アプリも使えてマルチポイントも対応と、利便性が高いのも魅力です。

この価格帯のイヤホンと比較すると、音も機能性も圧倒的に優れており、コスパ的には最強の部類です。

まとめ|コスパ最強ランニングイヤホンの新定番!

ランニングで使いやすいイヤホン、SOUNDPEATS RunFreeをレビューしてきました。

SOUNDPEATS RunFreeは、ランニング中や通勤中にも安全性を重視しながら良い音を楽しみたい方におすすめです。

  • ランニング中や通勤中も外音を聞きながら良い音で音楽を楽しみたい方
  • コスパがよく音質の高いイヤホンが欲しい方
  • 疲れないイヤホンが欲しい方

オープンイヤーでありつつも低音域が素晴らしく、全体的に音のバランスも良いので非常に聞きやすいです。

操作性もシンプルで簡単、コスパ最強ランニングイヤホンが欲しい方は、ぜひ検討してください。

lifelog

フルマラソン3時間9分。サブ3を狙って毎月250〜300km走っている市民ランナーです。

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